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旅のりゆう

詩人の銀色夏生さんのインタビュー記事を読んだからなのかわからないけど、なんとなく、この先自分も、そんなに大きく変わったり、劇的に自分が変わりましたーなんてことはないよなあと思った。

というかそんなこと当たり前で、朝は新しく生まれ変わるなんていっても、昨日は今日の地続きで、ずっと同じ人間が中の人をやってるわけだから、そんなしょっちゅう人が「変わる」なんてことはあるわけないことは分かっていた。

だけど分かっていながら、ひそかに「変わる」ことを期待しているから、劇的な変化をほんとうは誰よりもあさましくのぞんでいるから、わたしという人間はやっかいで、相変わらずもがいてる。

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