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「そのアイシャドウ、きれい」

きょうは午後出かけるので、洗面台の鏡の前でアイシャドウしてたのだけど、アイシャドウしながら、思い出したことがある。

先月、ある性的被害に遭って、もともと身よりがないから帰る場所がなくて、ものすごくつらくて、それどころかもう死にたくて、死に場所を探したり、ふらふらしてた。(あ、死にたいというのは、よく言われているとおり、生きたいという強い気持ちもあってこそなのだけど、生きていくにもにっちもさっちもいかない状態になったとき、生きたいよりも、死にたいというのがわずかに、1ミリでもまさったとき、そうなるものだと思っている)。

死にたい、だけど死ねない、だけど生きているのもつらくて死にたい、みたいなところをいったりきたりしてたまらなくて、わたし、まずは家も被害現場になって、帰る先もないので、保護をしてもらって今晩をしのぐか、精神病院に措置入院をしてもらえないかなとか思って、警察署にふらふらと歩きながら助けを求めに行った。

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