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マスコミはどうしたいのか?

わたし個人は、顔写真も入っていない「健康保険証」が本人確認書類としても利用されている状況に違和感を感じていた。実際、顔写真が入っていないことで不正に利用される事例も確認されているようなので、問題視されているのも事実…

そんな健康保険証がマイナンバーカードに統合されるというのは、当然ともいえる流れだと思います。さまざまなデータが集約されるのは事実ですが、それぞれの省庁や部門で個別に管理していたことで、データの連携が取れないことでトラブルにつながっていたことも事実なんじゃないかと…

  • 省庁や部門よりも、国や政府として構築したシステムの方が強固なものになるのではないか?

  • システムを集約することで、トータルとしてのコストが削減できるのではないか?

  • システムが集約されデータが連携できることで、手続きの省力化・効率化につながるのではないか?

確かに、メリットばかりではなく、デメリットも生じるかもしれませんが、従来の方式に固執しなければならない理由があるのでしょうか…

マスコミが報道している内容を見ていると、政府の方針に反対する声を取り上げてばかりで、マイナンバーカードと健康保険証が統合することのメリットや、従来の健康保険証の問題点について報道しているだろうか?

確かに、マイナンバーカードに関する手続きでミスが発生しているのも事実かもしれないが、従来の健康保険証の手続きではミスがまったく発生していなかったのでしょうか? そういったところは報道せずに、マイナンバーカードについての悪い点だけを報道するのはどうなんだろう?と思います。

↑ の記事のように、更に訳の分からない「資格確認証」やら「資格情報のお知らせ」といった追加のカードを作成するのは意味不明な感じがしないでもない…

マスコミは、批判するばかりでなく、代案を提示したり、理解しにくい部分を説明したりはできないのだろうか? 場合によっては、マスコミの報道によって不安を煽っている場合もあるように思えてならない。

マスコミが不安を煽ったからなのか、マイナンバーカードの自主返納が増えているみたいだけど、自主返納したことでどんなメリットがあるのだろう?
以下の記事でも説明されているが、自主返納するような人が抱いているマイナンバーカードに対する不安は、自主返納しても解消されるわけではないんじゃなかろうか?

本人確認書類を紛失してしまうリスクはなくなるかもしれませんが、それはマイナンバーカードではなく、健康保険証であったとしてもかわらない。健康保険証であれば他人に不正使用されてしまう可能性があるが、マイナンバーカードであれば顔写真も付いているので他人に不正利用される可能性は低くなるはず。

視聴率を上げるためには、面白おかしく脚色や誇張した方がいいのかもしれませんが、望ましい方向に向かうことを考えて欲しいなと思います。

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