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日商簿記を受験します

皆さん、ごきげんよう!!

私は現在、日商簿記の資格を目指して勉強してます。

そこで今回は、簿記を取得するメリットについてお話させていただきます。

日商簿記ってなに?資格取得のメリットと試験内容について!

簿記は、企業の経営成績や財務状態を適切に管理し、経営管理能力を身につけるうえで必須のビジネススキルです。その理解度を測る検定が、日商簿記検定試験(通称、日商簿記)。毎年多くの方が受験する日商簿記について、その特徴や取得するメリットなどを紹介します。

毎年50万人以上の人が受験する国内最大級の検定試験

日商簿記は、日本商工会議所と各地の商工会議所が実施する、簿記の技能を測る検定試験です。1級・2級・3級・初級という4つの階級で試験を行い、1級は年2回、2級と3級は年3回実施。初級はインターネット検定で、試験会場によって試験日が違います。

年間の累計受験者数は50万人を超え、簿記検定試験のなかで最大級の受験者数を誇る資格といえます。

100点満点で70点以上が合格となりますが、合格率は1級が10%前後、2級は20%前後、3級と初級は40~60%くらいが例年の数値で、1級を除けばそれほど難易度が高いわけではありません。しっかり勉強すれば誰もが取得可能であることも、多くの方がチャレンジする理由といえるでしょう。

日商簿記を取得するメリット

必要な簿記の知識を階級で選べる

日商簿記で得られる知識ですが、1級は大学で学ぶ商業簿記や会計学、原価計算のレベルで大企業の経営管理や経営分析に活用できます。
2級は、初歩的な原価計算をはじめ高校程度の商業簿記・工業簿記など、商工企業における経理担当者に必要な知識が得られます。
また3級でも、経理関連書類の読み取りができるようになり、経理に限らず営業や管理部門でも活かされます。
資格取得の勉強をすることで、あらゆるビジネスの場面やスキルアップにも大いに役立ちます。

あらゆる業種の仕事に使える

経理担当者であれば、経費精算や顧問税理士との打ち合わせなどで、日商簿記の知識が役立ちます。
営業担当者であれば、取引先などの見積書に対する判断や、自社製品・サービスのコスト計算にも大いに活用できるでしょう。

昇級や転職に有利

日商簿記で2級以上を取得すれば、社内での評価アップや昇級が期待できるほか、転職する際にも有利になるでしょう。
1級であれば、大企業の経理部門に求められる経営管理や経営分析のスキルも得られますので、スキルアップのチャンスも期待できます。

税理士の受験資格が得られる

日商簿記1級に合格すると、税理士の受験資格が与えられます。税理士を目指すには、学識条件や資格条件、職歴条件など一定の受験資格を満たす必要があります。
このうち資格条件の1つに、日商簿記1級の合格者が含まれます。
日商簿記1級は税理士など国家試験の登竜門でもあり、将来的に税理士や公認会計士を目指す方にとっても取得したい資格でもあるのです。

標準的な学習時間と勉強のポイント

上級資格になるほど、学習時間も多くなります。
一般的に、日商簿記3級の取得には約70時間、2級には約200時間、1級だと500時間ほどの勉強時間が必要といわれます。
時間に余裕がある方であれば、過去問や市販の問題集を繰り返しこなすなど独学でも合格の道はあると思います。

一方、取得までの時間が限られている方の場合は、短時間で効率よく勉強することが肝になるでしょう。
こうした方は、資格スクールに通うという方法もあります。
スクールの費用がかかるものの、不明点を聞くなど丁寧に教えてくれるので理解度は上がりますし、出題率の高い問題などを重点的に教えてくれるといった効率的な勉強ができるでしょう。

取得するには?日商簿記の受験申込について

受験資格

日商簿記には、年齢や学歴、国籍などの制限はなく、誰でも受験できます。
最初から1級を受けることもできますし、1級と2級、2級と3級の併願受験も可能です。

まとめ

以上のように様々なメリットは期待できる資格だということがお分かりいただけたかと思います。
私も来年、まずは3級から挑戦していこうと考えています。正直、まったく知識がない状態からのスタートでとっつきにくい感触はありました。(笑)
ですが、過去問や演習問題を繰り返していくうちに問題傾向を徐々に把握することができるようになります。反復練習がとても重要です。根気強く取り組んでいけば合格への活路は開けていくと思います。
 簿記の基礎となる仕分けを制することが重要だと学びました。



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