見出し画像

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊

(観賞日:2023/9/18 TOHOシネマズ鳳 )

推理小説好きの旦那さんに誘われて、前作に引き続き観賞。

周りを見渡すと年齢層高め。
我が家と同様、ご夫婦で観賞されてる方が多かった。

水の都ベネチアの歴史的建築物とアガサ・クリスティの『名探偵ポアロ』という不朽の名作が見事に調和し、新しくも懐かしい、とても美しい映画だった。

あかされる謎も、謎を謎のままにしておいてくれるバランスも絶妙で心地いい。

犯人はポアロが聞き込みをしている時にある程度の想像が出来るけど、それよりもその背後に隠された本当の真実や悲しい事実に胸をうたれる。

戦争という暗い過去で心が壊れてしまった医者の父親を献身的に見守る幼い息子。

本が大好きで表情は豊かではないけど聡明でとても健気。

一方物語の鍵となる忌まわしき館の女主人の死んでしまった娘はどこまでも朗らかで太陽のように眩しい(回想)。

派手ではないもののとても良い映画でした。

余談ですが、、、
霊媒師の助手の女の子が清水玲子の漫画から出て来たようなとても美しい子で目を奪われました。

あと、年齢層が高い世代あるあるなのか分かりませんが、ほとんどの方がエンドロールを観ずに立ち去っていきました…w

ポツン…と残される私達w

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?