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noteという街で「スキ」と言うこと

noteの楽しみは、投稿して自分から発信するだけでなく、様々なクリエイターさんの記事を楽しむことにもある。
これまでWordPressや他のブログサービスでブログを書いてきた時と全く違う使い心地がnoteにはあるように感じる。
勝手なイメージだけど、WordPressで記事を公開していた時は(今もしてるけど)大海原にポツンと放り出されたような感じだった。
「誰とでも繋がれるよ」「どこへでもいけるんだよ」と言われつつも、広大なインターネットの世界で裸で放置された僕は、SEO対策やら検索されそうなタイトルの付け方やらで一生懸命武装しないと生き残れない気がしていた。
そして、付け焼き刃で武装したそれらは、ほとんど(僕の場合)効果がなかった。

そして、他のブログサービスの場合。
大海原に放り出されるというよりは、はじめて訪れる国でポツンとひとりきり、と言うようなイメージだった。
その国の言語があり、ルールがあり、主がいる。
海でひとりになるよりは、動きようもあるけど周りはみんな知らない人たち。
そのうちに少しずつ、その国の言語を学ぶようにして繋がっていくのだけど、やっぱり僕には広すぎた。
その国の中のヒエラルキーを乗り越えるには、海に放り出された時と同じようにSEO対策やらなんやらで勝ち続けなくてはいけなかった。

noteは。
僕にとっては、新しい街に引っ越しをして来たようなイメージだ。
隣人の顔なんて全く知らない的な都会ではなく、近所同士で繋がり、挨拶をし合うようないい意味での地方に移住してきたようなイメージ。

もちろん、そこには独特の空気感やルールがあるが、戦っていると言うよりは助け合っているという感覚になる。

最初はその感覚が解らなかった。
ただ新しいブログサービスだと思い、全く知らない国でまた新たに戦ってやろうと、最初は思っていた。
でも、いつの間にかnoteのクリエイターさんの記事を読むのが、だんだん好きになってきた。気がつけば下部にある「こちらもおすすめ」の記事を手当たりしだいにクリックしている自分がいた。

そして、その理由がわかったのがこの記事にある深津氏の言葉。


冷笑やヘイトに溢れた世界ではなく、優しさと寛容さに満ちたよいインターネットを広めていきたいと思います。

あ、そうか。変な煽り記事や、他人への誹謗中傷記事がほとんどないんだ。
そしてnoteへの愛で溢れた人たちがとても多いんだ、と。
「いいね」じゃなくて「スキ」なのだ。
色んな記事に対しての賛否は当然あるし、自分はそうは思わないってことだってある。だけど、そのクリエイターさんの作品(テキストにしても音や動画、写真にしても)がとにかくスキだと思ったら押すのだ。

だから、noteでは「スキ」を表明するのがとても楽しい。
僕にとってこれは他のSNSとは大きく違うところだ。スキを押した分だけ、好きな作品と出会えたということだから。
と、思っていたらこんなカイゼンが目に飛び込んできた。

これはとても嬉しい。
僕の場合note作品との出会いは、他のクリエイターさんが紹介しているものが多い。でも自分が気に入った作品を全て紹介してまわるわけにはいかない。そんな、人には紹介していないけど実はスキって思っていた作品を垣間見ることができるのだから。

そして、ますます出会った作品にスキをつけるのが、楽しくなりそうな予感がする。もしかしたら、誰かが僕がつけたスキを見て、その作品をスキになるなんて可能性だってあるわけだから。

もちろんSEO対策や、読まれるためのタイトルの工夫やらいろいろと武装した方がいいのだろう。
でも、noteと言う街にいる以上そんなにあれこれ武装しなくても、楽しく作品を見せ合いっこできるような気がしている。
個人的には、みっちり武装して臨むよりも、自然体で作品に全力を注いでいる方がnoteは楽しめそうな気がしている。

noteという街に移住してこれたことを、心からよかったと思っている。

【30日チャレンジDay9】

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