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【息子のサッカーを見て、見えてきたこと Vol.75】2024年2月の目標

こんにちは!

今月も息子(小2)のサッカーの目標についてメモがわりに記載します。まずは先月の振り返りから。

①サッカーを楽しむ
②ボールを持っている時に動き過ぎない
③ボールにこだわる
④目線を外す
⑤体を上手く使う

②に関して、少し動き過ぎる面を感じつつも、新たな武器ができつつあることも見えてきました。

特にフットサルをしている時ですが、「逃げドリ」を多用するようになっています。逃げドリとは、造語ですが、対面の相手や1対2で囲まれている時に、取られずにボールを動きながらキープする方法です。

観察していると、この時に彼が意識しているのは、まずはキーパーに返せば、常にキープできるということ。本来のフットサルであれば、ゴールキーパー(ゴレイロ)への自陣内のバックパスは回数が限られていますが、主宰するフットサルではボールを繋ぐ意識を高めるため、バックパスルールは流しています。これの効用はサッカーにおいてもバックパスを子どもたちが使えるようになっており、戦術的な幅を広げられることです。

話をもとに戻します。ゴレイロへのバックパスという選択肢を常に確保した状態で、他のフィールドプレーヤーにパスを出す意識を持って、逃げるドリブルを多用しています。

一見、ボールを持ちすぎている様に見えますが、彼なりに頭が上がって、味方が良いポジションになるのを探っているようです。これでパスが出ると、スペースの在る状態で数的同数または数的優位(息子が2人引き連れているため)を持って味方の攻撃が展開されます。

動き過ぎることをネガティブに捉えてしまうと、この良さが消えてしまうかも知れません。それであれば、一旦は自由にプレーするのが良さそうだと思いました。失敗をチャレンジと捉え、そこから学びや気付きがあれば、全く問題ありませんし、それは失敗ではなくなります。

また、⑤の体を上手く使うという面では、他の子どもたちにも共通して伝えたことが2点あります。

まず「体を入れる」という表現がサッカーではよく使われますが、個人的に思い始めたのは、体を相手とボールの間に「ねじ込む」という表現の方が適しているという点です。

言葉のニュアンスの違いかも知れませんが、中南米の選手の上手さを感じるのはこの点です。肩、肘、腰、膝の硬い骨を利用して、ねじ込みます。決してファールではありません。子どものうちから、ねじ込むことを習慣化させられるとファールではない体の上手い使い方を体に染みつけることが可能になるのではないでしょうか。

もう1点は、腕の使い方です。ある著名な指導者の方に、子どもの腕の使い方を相談しました。その際に、肘は曲げるのではなく、突っ張るということ。実験してみると簡単に分かるのですが、肘を突っ張らせることにより、押し込まれにくくなります。体重25Kgしかない息子ですが、この腕の使い方により、70Kgの私(フルパワーではなく力の加減をしていますが)を腕で抑えることが可能となります。

この時に、突っ張らせるのはあくまでも肘であり、手首ではありません。手首ですと、反対側に持っていかれ、怪我の可能性が高くなるようです。

以上の2つのポイントが体を上手く使うということです。

2月の目標ですが、やはりあまり1月と変わりません。
①サッカーを楽しむ
②ボールにこだわる
③観察する、目線を外す
④体を上手く使う
※1月の「動き過ぎない」がなくなったのみ

「目線を外す」だけでなく、「観察する」を加えています。

目線を外す(味方からのパスが自分にボールが来るまでに)のはまだまだ難しいようですので、ここを意識して、まずは意識した状態でできることを目指してほしいと思います。

観察をすると言うのを加えたのは、もっと情報取得量を増やす必要性を感じたからです。※以前、認知→判断→実行について記載していました

認知の前に、観察と言う行為が必要であり、俗に言う首を振るというポイントです。ただし、首を振る行為が重要なのではなく、見る/見ない=観察というのがより重要なため、ここでは「観察」という言葉を用いました。

情報をインプットし、取捨選択を情報処理として行う点を鍛えてほしいと思っています。

とは言え、まずは怪我なく、スポーツを心から楽しんでほしいなと、親として願っています。


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