見出し画像

【息子のサッカーを見て、見えてきたこと Vol.78】新境地

こんにちは!

これまで、散々、技術に関して論じてきましたが、自身としては新たな境地というか、悟りの境地に到達したので、整理の意味を込めて記載したいと思います。

それは、①認知→②判断→③実行というプレーまでの流れがある中で、「①認知→②判断→」の部分を徹底的に高めるのが重要ではと考え始めたという点です。

ただし、その前提にあるのは③実行をする上での基礎技術の高さです。

止められる、蹴れる、運べると言う部分の基礎力がなければ、「①認知→②判断→」と言う点の精度を高めていくことは難しいと言えます。

恐らく、多くのサッカーチームやスクールは「③実行」を鍛える傾向にあると思います。

基礎は本当に大事だと思います。この点をプレゴールデンエイジの時点で完成させると非常に後が楽になる、結果的に子どもがフットボールの魅力によりはまることができると考えています。

そして、基礎の部分が一定レベルに到達した後は、特に「①認知→②判断→」と言う点に注力することが可能となります。

①認知で言うと、何が見えていて、見えていないのか。それは直接的に焦点のあっているポイントだけでなく、間接視野と言われる広い範囲を指します。認識できていたか、否かでしょう。

②判断では、実際に何かを決めている過程が存在しますが、選択肢から取捨選択している状態だと思います。その時、どんな選択肢が取り得たのか(思いつく限り)、そして何故その選択をしたのかと言う点につきます。

個人的な感覚ではここまでは脳力(あえて脳としました)を鍛えるという面になります。

また③実行の前の「→」まで含んだのは、ここまでが脳の働きだと考えるからです。

実行する際にも、脳からの指令が体に伝達されています。条件反射であったとしても、それは徹底したトレーニングによるもの。脳に既にインプットされているからこそ早いと言えます。

コンピューターで言えば、いちいちハードディスクから取り出さずに、メモリ内にインプットされている状態。

そして、基礎力の高さはこの実行の精度を高めることに寄与します。

また、私見ですが、サッカーよりもフットサルの方が、「①認知→②判断→」の回数が多く(ボールに関わる回数が多い)、よりプレッシャーの掛かった状態(狭い局面)で発揮することが求められます。

この境地を元に、子どもたちのフットサルに向き合い、検証を進めていきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?