【息子のサッカーを見て、見えてきたこと Vol.45】もう少し頑張ってほしい、Fリーグ
こんにちは!
FリーグのYSCC vs フウガドールすみだを現地で観戦してきました。
試合自体は少し大味ではありましたが、フットボール観戦で盛り上がる要素であるゴールの多く生まれる試合でした。
ただし、観戦を通じて、プロの興行としては残念な点がいくつかあったので、改善への期待を込めて、書きたいと思います。
①音の演出の過剰さ
試合中にずっと音楽が流れており、不思議な感覚でした。もう少しプレーを観ることに集中させてくれても良いのにと思います。
フットボール(サッカーとフットサル)の内容それ自体に魅力がありますし、コンテンツとして悪くないのに、演出に過剰さを感じます。
選手のプレーに対して、効果音を付けるのも、最初は斬新さを感じましたが、多用すると、嫌悪感を抱きます。
もしかすると私の考えが時代にあっていないのかも知れません。
ハーフタイムの男性アイドルのショーと全体の音楽も合っておらず、何を見に行ったのか不思議な感覚を抱くことになりました。
②中心過ぎる関係者席
そもそも会場の費用の関係か、フィーを払わずに観戦できる仕組みとなっています。なので、あまり席に文句を言っても良くないのかも知れません。
ただ、ユースの子たちと見られる関係者の席が、会場のセンターエリアとなっており、かつその子たち以外に誰も座っていない状態でした。
お客さんという存在が彼らのクラブにとって、どの様な存在(無料で入っているとしても)であり、プロの興行として本当にそれで良いのかと疑問を感じました。
③文字が小さすぎる選手名
会場中央上部に、掲示板があり、リプレーや得点状況を表示していました。時折、プレーしている(ベンチ入り含む)選手の名前が入っている画面に切り替わりますが、1チーム12~13人の名前が羅列されています。
もはや字が小さすぎて、読むこともできなければ、背番号も読みにくい状況です。
これでは見せることはもちろん魅せることも難しいと言えるでしょう。あえて取捨選択を行い、ホームチームをふんだんに贔屓するというのもやりようではないでしょうか。
つまり、ホームの選手だけを表示するという方法です。※アウェーの相手に仁義を切る必要はあるでしょうが
これ以外にもいくつか興行(エンターテイメント)としては残念な点がありますが、割愛します。
また、同じ週末には名古屋オーシャンズとシュライカー大阪の試合をABEMAで見ておりました。首位名古屋に対して大阪が善戦し、2-1の大阪リードで終盤に突入。
途中、選手の負傷もあり、中断が発生。その後、再開されるという異例の展開でしたが、最後の1分にある種、残念なドラマが待っていました。
ABEMAの放送終了です。最後はずっと名古屋がパワープレー(ゴレイロを前線にあげる)で押し込み、それを大阪が耐えるという展開。
首位名古屋は今シーズンまだ負けておらず、大阪が初めて土をつけるかという固唾を飲む展開。
そんな中、昔のプロ野球の様に放送時間終了のお知らせ。ABEMAというサービスの特性から、そんなことはないのではと思いましたが、きっと大人の事情があるのでしょう。
ただ、これには見ていたフットサルファンは落胆したのではないでしょうか。
どうしても、メジャースポーツと比較してしまうのは、フェアではない面はありそうです。ただ、エンターテイメントという土俵で戦うのであれば、顧客満足を求めることは必要ですし、NPS(顧客推奨度)を高める努力が必要と言えます。
真摯に向き合い、サービス向上が行われることを1ファンとして期待しています。
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