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ひきこもりについて考えてみた

色々な原因があるのですが、
大きなものとしては、小学生の時のいじめが要因で、
パニック障害を発症し、(当時は判明していません)
不登校になりました。
そこから7年ほどひきこもりとなったのですが、
(おそらくうつ状態だったと思われます)
そうした個人的な経験からひきこもりについて考えてみました。
まず小学生時代のひきこもりについてですが、
時代的にも社会的にもひきこもりが許される状況になく、
今のようにパニック障害や発達障害という言葉は存在すら無くて、
不登校するやつが悪いと言われるような時代でした。
インターネットも無い時代ですから、情報も無いですし、
完全な孤独孤立でした。
16歳の時にようやくうつ状態が少しマシになったため、
大検(当時の高卒認定試験)を受けることになり、
外の世界へとちょっぴり出られるようになりました。
そして現在ですが、産後うつをきっかけに、
ひきこもりへと舞い戻り、12年ほど経ちます。
ただ、同じひきこもりでも、置かれた状況は、
時代や社会が変わったせいか前とは違いますね。
インターネットの普及によって情報が入ってくるようになりました。
時代や社会背景の変化、精神医学の進化など
ここ最近は多様性など、受け入れられる土壌が出来つつあります。
また、コロナ渦を経て、
非接触で色々なことが出来るようになったりと、
ひきこもりを取り巻く環境は劇的に良くなってますね。
こんなにひきこもりの環境が良くなるなんて、
小学生だった時の自分が知ったら驚くだろうなと思います。
ひきこもりに優しくない時代を知っている身としては
良い時代になったなと素直に思います。
とはいえ、そもそもひきこもりを生み出さない社会の仕組みになってほしいところですが…。
小学生だった時はひきこもりは悪い事だと責められましたが、
今は責められる感じはだいぶ和らいでいる気がします。
ひきこもりに限ったことではないですが、
どんな生き方でもいいと思うんですね。
自分なりに納得して、辛くなく楽に、ぼちぼち暮らせてればそれでいいんです。
そんなことを考えました。

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