soncho

webサービスのPdMやマーケを中心に仕事をしつつ、社団法人や財団法人のお手伝いをして…

soncho

webサービスのPdMやマーケを中心に仕事をしつつ、社団法人や財団法人のお手伝いをしています。 2023年のJ.S.A.Sake Diplomaに向けて勉強中です。

マガジン

  • Livesense Letter

    • 66本

    リブセンスの若手社員が様々なトピックを発信していきます!

最近の記事

今まで書いたnoteを紹介する - 自己紹介

 米国の社会学者Harvey Sacks(1935-1975)が提唱した「成員カテゴリー化装置」という概念があると、松村圭一郎さんの『はみだしの人類学』を読んでいて知った。  例えば「家族」というカテゴリーには、{母, 父, 息子, 娘, ...} といった要素が含まれており、「リブセンス」というカテゴリーには、{エンジニア, デザイナー, セールス, マーケター, PM(Product Manager), CS, ..} といった要素がある。  例えば僕は、リブセンスの

    • 無音が音を持つとき、アート作品が生まれた。眠れない夜の話

      アートができる過程 完成形だけ見ても、なんでそうなったのか、理解できないことも多いアート。そんな中、鈴木康広さんの『まばたきとはばたき』では、作品がどういう着想から昇華して形作られたのか、作者自身によってかわいいイラストと共に紹介されている。  久しぶりにこれを読み返していて、ふと大学時代の、ある眠れない夜のことを思い出した。  その日のことを思い出しながら書こうと思う。 無音が「音」を持つとき 僕は京都の下宿で、一人ベッドに横たわっていた。暑かったのか、全然寝付くこと

      • 情報の「図」に溺れず、「地」に足をつける

         仕事柄、webマーケティングや事業に関するニュース記事を読むことが多い。僕は Feedly を使っていて、MarkeZineやAdverTimesをはじめ、多くのメディアに目を通すようにしている。スタートアップが資金調達したとか、DMPがまた連携先を増やしたとか。  最近は、時事ニュースにもアンテナを張るために、新聞社などのメディアも見るようになった。日本郵政が郵便局員1万人の削減を検討しているとか、外国人技能実習生が昨今の状況に非常に苦しんでいるとか。  情報は水のよ

        • 家でも「鑑賞」を楽しむ - 対話型鑑賞のススメ

          不要不急の外出ができないこんな世の中は 美術館やギャラリーに行くのが好きで、昨年は100を超える展示を見にいった。近代以降のアーティストを中心に、西洋の印象派から日本の九州派まで、選り好みせずに展示に行っている。  ただ、不要不急の外出が禁止されている状況もあり、今年はほとんど展示へ行っていない。リモートワークに慣れ、外出をしなくなり、目の前の仕事に取り組み続けている。心理的に視野が狭窄し、感性と呼ばれるような器官が衰退していくことを体感する。  そうか、自宅で鑑賞すれば

        今まで書いたnoteを紹介する - 自己紹介

        • 無音が音を持つとき、アート作品が生まれた。眠れない夜の話

        • 情報の「図」に溺れず、「地」に足をつける

        • 家でも「鑑賞」を楽しむ - 対話型鑑賞のススメ

        マガジン

        • Livesense Letter
          66本

        記事

          社会の動きを正しく把握して、仕事を考えるということ

           三連休に京都へ行ってきた。いつもなら何日か前には、新幹線の席を予約しておくけれど、新型コロナウイルスの影響か、当日でも指定席はガラガラだった。車内のアナウンスは、換気をこまめに行なっている旨を繰り返し伝えていた。いつもなら音楽を聴きながら本でも読むのだけれど、今回はなんとなく車窓を眺めながら帰ることにした。 家も車も、増え続けている  車窓を見ていて思ったのは、自分の想像以上に、家や車が多いということ。人口減少の時代とはいえ、1億2,600万人(*1)が住んでいる国なので

          社会の動きを正しく把握して、仕事を考えるということ

          アイデアを出す「網羅一覧化」のススメ

          たとえば、こんなとき。 新規事業を考える。IoTやAI、ドローンなど、最近はいろんなテクノロジーを用いて新規参入している事業が増えた。これらのテクノロジーを活用できないかな。  webサービスをグロースさせる。もっとユーザーが使いやすいサービスにしたい。エントリーフォームとか、改善できないかな。どんなのがいいのかな。  広告を考える。ユーザーに知ってもらうためには、プロモーションに注力しなければならない。ただし、やったことない。どうやってやればいいんだろうか。  将来や

          アイデアを出す「網羅一覧化」のススメ

          web広告運用を数学の入試問題みたいに考えてみる(2) - 利益額の最大化

           sonchoと申します。リブセンスでProduct Managerをしています。  前回に引き続き、広告運用の話をしようと思います。 前回の復習 前回のnoteでは、CPAの高騰を、指標ごとに原因分析して調査する方法を見てみました。  要約すると、  ・CPAが安ければ安いほどいい広告  ・CPA は、CPCとCVRの割り算で表される  ・CPAが高騰する理由は、CPCの高騰 または CVRの低下である  といった感じです。興味のあるかたは前回の記事をご覧ください。

          web広告運用を数学の入試問題みたいに考えてみる(2) - 利益額の最大化

          web広告運用を数学の入試問題みたいに考えてみる(1) - CPAの高騰

          数学が嫌いな方でも、安心してお読みいただけます。  sonchoと申します。リブセンスでProduct Managerをしています。  今日から何回かに分けて、広告運用の話をしようと思います。 web広告運用は数学の入試問題みたいなものです いきなりどうしたって感じですよね。  広告運用をしていると「あーなんか数学の入試問題みたいだなー」とよく思うのです。きっと僕だけじゃないはず(僕だけかも)。  そもそもweb広告運用ってなに? っていうところから、効率良く広告運用を

          web広告運用を数学の入試問題みたいに考えてみる(1) - CPAの高騰

          noteをはじめる

          今日からnoteをはじめてみる。理由は3つ。 社会人3年目という節目の年に向けて 社会人のはじめの3年間を、「ホップ・ステップ・ジャンプ」の3段階にたとえて考えている。  1年目はホップの年、とりあえず社会や会社ってなんなんだろうと考えながら、インプット中心の生活を過ごす。  2年目はステップの年、引き続きインプットしながらも、部分的に自分の考えをアウトプットしたり、学んだことを体系化することにも力を注いでみた。  そして来年はジャンプの年。この2年で得た、少ないながらも量

          noteをはじめる