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吃音症改善したよ 発声障害改善したよの考察5【vol.49】

 今日はまた自分の姿勢を取り戻して良くなっていった話。発声障害に対して、元の姿勢を取り戻せば、元の筋肉は戻る。元の筋肉を取り戻せば今より改善しますよと言ってくれた人はいたのだろうか。

 僕はカラオケの時に、最初の30分は声がひっかかる状態になってしまっていた。部屋によってはモニターが右にあったり左にあったりして、状態は掴めない。立って声が出ない時もある。座ってモニターが目線より上にあった方が出やすい時もあった。

 僕はあまり気にせずにいた。体が温まってくれば、勝手に筋肉は柔らかくなるからである。

 冷静に考えてみればどうすれば良かったのか。毎度行くたびに同じような現象に当てはまる。あごを15度上に毎回する。モニターの右に毎回立つ。自分でひっかからないようにしゃくりを入れずに歌う。

 ちなみにこれに答えはない。全てが正解であるし、間違ってもいる。僕の答えはマイクを両手で持って歌うことである。姿勢をまずは固定して歌うことである。

 僕の考えなどたったこの程度の事である。期待しないで聞いて欲しい。ただあなたが調子の良い時は声出ます。筋肉が温まれば声出ますというのであれば、聴いてほしい。

 まず大抵の人の声を出す前の呼吸は、肺が膨らんで、左の肩甲骨が上がって、左の肩が楽になってから話すのが基本であると思う。前回言った左の目が上がった状態は、想像では多くの人が当てはまるはずである。

 これで出ないと認識されると左肩が下がった習慣が付く。そうなると右肩はどこにいるか。上にいれば違和感でわかるが、下に下がる。そしてこれは間違った位置になる。

 ちなみにこれは僕の経験則なので、あなたと同じとは限りません。左膝と、右肩の関節が鳴るようでしたら、僕と同じかもしれません。

 左手を上げても、右肩が正しい位置から下がっていない。感覚で言うと、右肩はもう少し下だったように感じる。しかし、わかってもらえるように肩甲骨の位置は、右も左も下がり過ぎている。

 そして、左肩が下がると、左膝が伸ばせない状態が続く。負担となり、気付かないうちに悪い場所を取ってしまう。

 右肩と、左膝が間違った場所に習慣付いてしまうと、腰の背骨も歪んで、そのまま筋肉でガチガチに固定されてしまう。なので、この辺を注意して見て行って下さい。

 
 何だろう。僕が長い間忘れていた自分の姿勢を伝えても、何だか微妙に思われている気がする。気にしないで続けさせて頂きます。

 左目を高い位置に取れると、左肩が高い位置に取れる。そして、しゃべる時の呼吸で左肩を使わないことはない。ここがずれると、右肩の位置もずれる。

 イメージで言ったら、弓矢の矢を射るような姿勢で、それぐらい大事な所です。それに対して、右の肩や口角はどこを取ればいいのかというと、その場に応じて、自由な高さを取って良い。左肩が上がっていれば、右肩は下げても、上げてもどちらでも良い。なぜなら左の軸がしっかりしているからです。

 左肩が上がると、体重は右足1本で支えることになるから、左足は伸びたり、宙に浮いているぐらいの感覚で良い。

 そして口角と肩甲骨が上がり過ぎてて、問題になることはないので、下あごも含め、この辺は常に上に上げて行く姿勢を心がけていきましょう。

 
 ここまで書いたんですが、左肩上に上げて声最初は出ないと思うんですよね。それは姿勢がまだ戻ってないのかもしれません。

 僕は自分が言いやすい角度見つけました。それはドアの上側に鏡をかけて、それに向かって話し掛けるやり方です。(60度ぐらいの所です)

 鼻から口から喉まで一直線で、30分話し続けて、声のひっかかりがなくなるようでしたら、あなたも姿勢を治せば、声は良くなるかもしれません。

 左目を上に上げて、そのラインにある、下あごと首の境目ぐらいの筋肉も上に上げながら話せれば、元の感覚を取り戻せるかもしれません。感覚で言ったらマイクを両手で持っているイメージだと、肩甲骨が上がって良いと思います。

 自分の元の姿勢まで戻せると、右の頬周りの筋肉が硬かったり、背骨が硬かったりとびっくりします。これを見ると、過去に体育座りの姿勢で筋肉が硬くなっていって、声の症状が悪くなっていくのも納得します。

 まだ他の人の症状がわからないので、ここがスタートなのかもしれませんが、姿勢が戻れば、筋肉も戻っていくような予感もします。姿勢が戻ったのに、まだ喉の筋肉が内転しているという表現も何だかおかしい気もしますし、自分もわかりません。ただ今までに比べると、肩甲骨が上がって呼吸できるようになったので、楽にはなりました。

 とりあえず自分が思う元の姿勢について復習します。

 左目は上。左肩も上。重心はどちらかというと右足。舌は呼吸と共に少し右に動いても良い。(動かなくても良いと思います)

 これ自体は難しくないと思います。ただ声を出す時には意識してやるのが大事です。口角の筋肉も作って下さいね。そして周りの筋肉動かして、体のロックを外して下さい。

 けどここに行くまでに、声はやっぱり真っ直ぐ出すことが大事です。僕は声の練習はやればやるほど回復に近づくと思います。全く同じ出し方でも、筋肉の硬さ、温まり方で症状も違うはずです。

 鏡を見ながら練習して、どこの部分で声がひっかかりやすいのかチェックしてみて下さい。もしくは声の出ない理由が、僕みたいに体のサインで出てるかもしれません。もう一度自分の体を見つめ直して下さい。

 追記

 自分の状態を知りたい時は、割りばしや歯ブラシを横にくわえると良いと思います。原因が肩甲骨の硬さなのか、あごの左右差なのか、舌の回転なのか教えてくれるはずです。もっと早くやれば良かったです。

 (たった3行ぐらいの文章ですが、ここは1番大事です。自分の姿勢を取り戻したら、喉の筋肉をひねらないように、また真っ直ぐ声を作っていって下さい。)

 気が付いてみれば、自分は座っている時の方がひっかかりが少ない気がします。(体はこっちの方が硬いです) もう一度変なクセが付いてないか探してみます。
 
 腕立てや、ひじを曲げての腹筋はあまり動作的に良くなさそうですね。ただそれによりどっかの筋肉は緩むはずです。柔らかい体目指して、色々試していって下さい。 

 本日も読んで頂きましてありがとうございました。

 

 

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