見出し画像

吃音症改善したよ また少し長いコラム10【vol.43】

 今回は前回の補足で書かせて下さい。話しやすいやり方と、首(喉)の筋肉に負担がかからないやり方は少し違うかもしれないということですね。

 発声障害が治って僕の記事に賛同してくれた方は、話せた時と、話せなかった時でその違いを書いてくれると僕も嬉しいです。

 僕の例で書きますと、違和感があったのは、左の股関節が下がって、左の腰が引っ張られる。右手で左前にひねる動作になり、右のあごもダメージを受ける。それで話せなくなると、(ここ大事です)右の肩甲骨ごと、右肩が下に引っ張られるようになる。

 別のパターンでは抑揚をつけた小さい口先で、ビブラートをかけ、首の筋肉が両側から引っ張られるパターン。つまり顔の筋肉と肩の筋肉で引っ張られて、筋肉が硬くなったパターンです。

 もしくは、喉を痛めた。

 大きなイメージだとこんな感じではないでしょうか。何だか今日は楽しく書けなそうなイメージですね。ちなみに僕は歌が下手でカラオケ動画を見ながら、今日の案を考えました。

 では、治すための案を真面目に楽しく書きます。

 1つ目は仰向けに寝ることです。慣れないうちは寝付けません。休みの前の日に試して、習慣化して、できたら自分を誉めてあげて下さい。

 この姿勢だと体ねじれなくないですか。一生懸命手と肩を動かし、体がねじれるか試して下さい。

 2つ目は口を開ける時は、右と左の45度から均等に力を加え、真下に開けることです。これからやる地声でのビブラートの時の姿勢で、鏡を見ながらやって見て下さい。

 これはテストに出ます。喉が内転しているのであれば、やる事は楽な発声ではなく、治す発声です。今は効果ないかも知れません。それでも3ヵ月毎などにもう一度試して下さい。

 前に口の先であまり話さない方が良いのではないかと書いたんですが、自分もその時はまだ話し方思い出してはいなかったです。けど自分の言いたかったことがわかりました。(今になってですが)

 ビブラートの一番初心者の時に、あごをしゃくった方がやりやすいらしいです。そして、あごを前後に動かしたらできるようになるというやり方です。逆に上手くなると、抑揚をつけて、口先を小さくしてもできるということです。

 MayJさんを見てたんですが、安定性を上げるには、ビブラートを減らし、ロングトーンを入れるという内容でした。100点を取るためですけれどね。声が揺れてない真っ直ぐの声です。

 なので、電話の時に、筋肉的に楽な姿勢は、あごをしゃくってのあごを大きく動かす姿勢。もしくは合唱の姿勢のロングトーンの姿勢になります。何となくできるわけないだろと言われそうなので、先に謝っておきます。ごめんなさい。

 吃音症だったら、自分が一番話しやすい姿勢で話す。発声障害であるなら、前かがみであっても、肩甲骨周りの筋肉に引っ張られても大丈夫な状態を作ることが必要です。

 けど言われてみたら、電話で声が出ないと言われても、この3つのうちのどれで話しているんだろうと気になりませんか。何年も僕も気にしては来ませんでした。知らないのは僕だけという説もありますが。

 苦手な音が「あいうえお」だという人も多いので、あごをしゃくって、動かすビブラートの動きで(地声ver)ちゃんとあごが真っ直ぐ開いているか確かめて練習してみて下さい。たぶん家だったら、出ると思います。

 ちなみにリップロールなら出るのは、息の量が少なくて、喉(周りの筋肉)に負担がかかっていないからだと思いませんか。僕は希望的観測では、やっていくうちに良くなるんではないかと思います。

 ちなみに真っ直ぐで迷った時は、口の少し右から、そのまま右前に飛ばすロングトーンの声を推奨します。僕は練習していった声は出るようになっていったんで、余裕ができたら、自分のクセ以外の声も作っていって下さい。

 僕は運動しても治らなかったんで、しばらく安静にしていました。しかしこれを読んでいる皆さんはわかると思います。息を吐く動作を覚え、首の可動域が戻った。顔の筋肉が戻った。あごの可動域も戻った。けど何故か声は本調子ではありません。

 街で歩いている時に、ふと思いました。

「何だか喉がひっかかっている気がする」

 しゃべる前から筋肉で引っ張られているのが発声障害なのかもしれません。逆にこれがわかれば、治る前の前兆かもしれません。

 後は治す所は、肩甲骨周りの筋肉です。僕は右利きなので右側、ここが下に引っ張っているという説です。ちなみに喉は引っ張っている側ではなく、引っ張られている側が内転している(つまり右側)と僕は勝手に思ってます。

 そして治す方法は腹筋です。筋肉付けずに思いっきり楽して下さい。右の肩甲骨を動かしながら、発声するのが目標です。口の先から声が出るイメージではないはずです。きっとマスクをしていたからだと責任転嫁しながら、頑張らずにやっていきます。声も真っ直ぐ作っていきます。

 過去にダメだった物でも、そこに解決はあるかもしれないので、期間が空いたら色々試してみて下さい。重力的に肩甲骨周りの筋肉が引っ張っている割合は高そうです。ここを動かしながら声を作る運動を意識してみて下さい。

 最初の方にも言いましたが、ここが下がる習慣になっていたら、声を取り戻すやり方をやっていても良くは行かないかもしれません。肩甲骨周りを軟らかくする方法は難しいかもしれませんが、腹筋ぐらいの運動で充分だと思います。

 文章をまとめる前に、僕は今1年半前の、自分のカラオケの動画見てました。全然声ひっかかってませんでした。声もガチガチに筋トレやっていたので今より出てました。

 しかし普段の話し声は出づらくなるため、僕は筋トレに悪いイメージを持ってしまったため止めました。難発に近かったからです。

 そして今思うことは、筋肉が柔らかくなっていれば、筋トレしておいた方が良かったのではないかということです。もちろん筋肉が硬くならない程度に軽くです。

 僕は症状は、難発に近い状態。柔らかい声しか出ない状態。硬い声が出るようになった状態。一見治ってそうだけど、たぶん筋肉に負荷がかかるとまた出ない状態と色々体験しました。

 今僕が言えるのは、その時々で治し方が微妙に違うかもしれないということです。僕は改善できるように色々伝えてきたつもりですが、もちろんそれが違う時もあります。自分に合った治し方や他の人の記事でも、時間が経ったらもう一度試してみて下さい。症状は変わるものなので、それが答えな可能性もありますと伝えておきます。

 とりあえず僕は肩甲骨を動かしながらの発声をもう一度意識してみます。違っていたら、前に効果の薄かった岩盤浴に仰向けになりながら、また考えてみます。

 また今回も長くなってしまいました。内容も簡単なことでしたが、基本に返って、もう一度声が出ない状態、原因。そして、自分に何か変化はあったのか見返してみて下さい。

 ここまで読んで頂きまして、本当にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?