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初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【22】 再送


 皆様、いつも本当にありがとうございます。


 【22】英語学校。


 私は小学生のようにはしゃぎました。もちろん、日本人はいませんが、英語が分からず集まった同士です。嬉しくて、うれしくて、抱きしめたくなりました。


 自分の居場所を探し、いじける専門学校とは真逆です。私は息をすること、「自分」でいることを思い出し、心から笑いました。


 子供になって。


 こうして、平日は、自分の英語を笑われないように一日中萎縮し身を隠す専門学校へと通い、夕方になると、今度は自分を曝け出し少年のように仲間とはしゃぐ英語学校へ向かい、そして、心許し信頼を寄せるアメリカ人ルームメイトの二人、「アメリカンロック青年」と「未来の大学教授」と共に暮らすアパートへ帰り自炊と団欒、夜は自室で授業録音テープでの復習というサイクルが出来上がりました。


 希望通り、日本語が通用せず、己をさらけ出さなければならない生活。


 その新生活が、少しずつ回り始めたのです。


 不器用に、不細工に。



 ゆっくりと。

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 つづく...


 どうかよろしくお願いいたします

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