困難な道を選ぶ

初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【25】 再送

皆様、いつも本当にありがとうございます。

 【25】丘の上。己との心の会話を終えて。

 私は、週末最後の英語学校へ向かいます。英語を母国語としない同士のもとへ。専門学校での孤独感から解放され、本当にここでは息をすることができていました。

 授業終了後は、皆で飲み、踊り、騒ぎます。私は、彼らが大好きでした。自分をそのまま表現できました。心の底からの思いを英語に変えて伝えました。

 心ごと。 

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【あなたはひとりじゃない】

皆様、いつも本当にありがとうございます。

 【あなたはひとりじゃない】

 あなたは、一人じゃない。一人きりでは、決してない。そう伝えたいのです。

 誰かが、必ず見ています。その人も自分と戦っています。

 決して ひとりじゃない
 同志はいる

 伝えたい そう伝えたいのです

 ひとりじゃないと。

 決して。

どうかよろしくお願いいたします

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初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【24】 再送

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 【24】中古の軽トラック購入。

 これで、通学やその後の買い物が楽になり、家での勉強の効率化も図れるようになりました。しかし、私はこの車内を、トイレ以外の最高の英語からの「逃げ場」に変えてしまうのです。

 専門学校の休み時間、ずっとそこに隠れています。中庭で談笑しているクラスメイトの姿は決して目に入れません。フロントガラスから見える空を睨み、逃げ出

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初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【23】 再送

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 【23】望んだ通りの生活。

 日本語の通じない、英語しか話さない、半分も理解しない、半分も伝えられない生活。でも、伝えなければ生活できない環境。半分も伝わらない異国の言葉を、自立したいと願う気持ちが「言葉」にしようともがきます。自立したい、その思いだけで立っていました。

 日々、その思いだけで。

 そして、そんな英語漬けの環境に慣れ始めたある日の

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初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【22】 再送

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 【22】英語学校。

 私は小学生のようにはしゃぎました。もちろん、日本人はいませんが、英語が分からず集まった同士です。嬉しくて、うれしくて、抱きしめたくなりました。

 自分の居場所を探し、いじける専門学校とは真逆です。私は息をすること、「自分」でいることを思い出し、心から笑いました。

 子供になって。

 こうして、平日は、自分の英語を笑われない

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【あなたの好きはどれくらいですか?】

皆様、いつも本当にありがとうございます。

 【あなたの好きはどれくらいですか?】

 あなたの「好き」はどれくらいでしょうか。仕事をどれだけ好きでしょうか。

 どれだけでしょうか。ワクワク、ドキドキしますでしょうか。

 あなたが、ご自分の仕事を大好きなら、そのたまらない思いが、好きで好きで仕方のない思いが、日本を救います。

 だから
 めちゃめちゃ好きで行きましょう

 「好き」って凄いで

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初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【21】 再送

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 【21】不思議な現象が起こります。

 私は、二人のアメリカ人ルームメイトの英語を、専門学校の講師や生徒たちのそれと比較して理解するのです。気兼ねせず、心を開く相手だからなのでしょう。そのことが嬉しくて、私は家では饒舌になりました。母親に、その日あったことを夢中になって話す子供のようでした。

 溢れ出るのです。気持ちが、思いが、堰を切って溢れ出すので

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初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【20】 再送

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 【20】授業の間の休み時間。

 私は、打ち解けたい一心で、中庭にいるクラスメイトたちに話しかけました。しかし、何度も皆の英語、私にとってはとても早口な英語を聞き返してしまいます。何度もです。しかも貧弱な語彙の持ち主である私は、皆との会話を続けることもできません。気まずい雰囲気が私を覆います。おそらく私だけを。

 すると、毎回のように私は静かにその場

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初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【19】 再送

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 【19】専門学校がスタートしました。

 白人・ヒスパニック・黒人・インディアン等、授業によって生徒は50名位になります。もちろん、日本人は私一人で、講師の話す英語の意味が3分の1も理解できません。皆が笑うジョーク、クラスで私一人だけ笑えません。

 無口でした。私は、外国からやって来た、たった一人の無口な留学生でした。私の上にだけ皆とは違う光りが、違

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初版「勇気を持ちたい仲間への応援歌」 あらすじ連載【18】 再送

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 【18】「近くに大学があるから学生とルームシェアしたらどうだい」

 宿に戻り、気を取り直して受付係に身の上を相談し、もらえた助言でした。結果、ホームステイを断念することを決めた私は、翌日最寄りの大学内のアパート紹介所を訪れ、候補先を複数選び順に訪問を開始します。

 2軒目でした。白人学生2名とのシェア物件。予算内で清潔感があり、中庭にプール(ツーソ

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