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地球を救うためにビジネスをする

1日に何度、気づかないうちに生と死を見ているのだろうと思ったりする。

私だけじゃなくて、世の中の人みんなね。
当たり前過ぎて意識しなかったけど、よく考えたら、
ヒトがいかに世界の中心にいるかのような生き方をしているのか
と愕然としたので残す。

・ ・ ・

「スーパーの水産コーナーでバイトをしているのだけど、大量の魚の頭を切り落として捨てている。これが、ヒトが宇宙人に侵略され同じことをされていると思ったら怖くなった。」

この感覚、間違ってないというか
もっと深いところに疑問と問いが必要なのでは。

私は、ヒトが死ぬ瞬間を見たのは祖父が亡くなったときだけ。1度しか見たことがない。しかし鮮明に覚えている。
けど、今まで何匹の魚の頭を包丁できったか、、、何匹の肉を食って生きているのか、、、。

(少なくとも私は)殺した肉を食うたびに死にそうな思いをしているわけじゃない。
なんなら、スーパーに行くだけで食材を手にしてるって、なんて、なんて贅沢。

食用の肉牛を育てている農家さんのところに行ったとき、農家さんはこんなことを言っていた。

「…けどさ、自分たちが食べられる側だったら、生き物を食べることも普通なのに、人間って上に立ちすぎちゃったんだよねえ」

おお…おっしゃる通り。
ヒトの捕食者がいるのであれば、サイクル的に生き物を食って食われての関係だからなんとなく認識できる。私らが食うことも。
や、進化する過程にホモサピエンスは戦い食われ、今の位置になったのか?

今の人間は資源を頂いているだけなのでは。いや、頂くよりも、破壊か。温暖化、異常気象と騒がれているのは、人間の仕業よ。


人間が地球を壊しているのにも関わらず地球に生かされているなあと、
感じる。
自然に帰る時間が自分の中でいかに大事かわかったし、食べ物も全て自然が関わり産み出されているよね。

環境問題は少し遠い気がしていたけど
まっったくのまったく、そんなことなかった。
リサイクルとかももちろん大事。しかし、毎日の生活の”食”から始まっているのかも。

北海道に帰ってくるたびに空気が美味しい!と感じるのは、明らかに環境が良いから。

商学を学ぶ私らの周りで、地球規模の環境を友人同士議論し合うことなんてほぼないもんね。視野がとてつもなく狭くなっていた。
みんな生きてるのに。ビジネスは基本だし大切、その根本、生きている。


さてさて、じゃあヒトはどうしていくべきなのかという。
便利すぎてやめられないし、いきなり山にほっぽりだされたら生きてゆけぬ。

そして、残念なことにまだ物々交換社会の一員に私はなれてないから、金が必要なのである。

だから、パタゴニアのビジョンに共感した。

「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」

農業が地球を救う?

「1つの理由は、食品はみんなに馴染みやすく、受け入れられやすい。食品を通して環境を考えてもらう手法をとれば、より多くの人を巻き込むことができると思うからです。もう1つは、現在の食品産業は環境破壊に多大な影響を及ぼしており、それを改善したいからです」

https://m.huffingtonpost.jp/entry/patagonia-food-provision_jp_5d099e1ae4b06ad4d2580dbf

表面上しか知らないけど、とてもわくわくする。
そして、私がずっと信じている農業の可能性をまた違う視点で知ることができた。
スーパーのあの廃棄の量を見たら誰だって環境破壊だって思うよね。

ビジネスは金を産むだけじゃないかもよ。守りたいもの、伝えたいものがあるからこそ力を発揮するべきものなのなのかもよ。
それを社会人になってから知っていきたいもの。

・ ・ ・

生きているだけで愛。

動物たちは何を考えているのかな、わがまますぎる人間にいつか復讐しようかなんて考えてないかな。
いつか地球はなくなるでしょ。
そのとき、私たちはどこに行くんだ。
どうやって消えていくんだろう。
今回の時代の変化は、子どもが生き残りやすいという何かのお伝えとしか思えないって本能で生きる大先輩が言っていた。

宇宙からしたら、地球なんて、人間なんて。生きてる瞬間なんて、一瞬の光でもない、そんなものかもしれないけど、

地球をふるさととしている人間なのだから
動物らしく、その種をたやさないために
子孫を残したいと、最近思いました。

そして生きていることをもっと勉強したいと思いました。単なる興味がまた湧きます。好奇心。

明日も生と死を見て生きていく。
愛する人たちに生きて欲しい。そして生きたい。

健康に生きていける瞬間は、宇宙の中のどんな出来事なのでしょうか。不思議で不思議でたまらない。

「食べている瞬間が1番幸せ」
は、命をつないでいるからなのかもと。

たくさんの死のもとで、食べて生きていけることを力に変えて、時を進み
「いただきます」を。

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