石川朋佳

トヅキ合同会社 | 代表社員 農家さんの生き様に惚れたことをきっかけに、「うみだすこ…

石川朋佳

トヅキ合同会社 | 代表社員 農家さんの生き様に惚れたことをきっかけに、「うみだすことと近い世界」に憧れを持ちます。 幌加内町ソバ循環プロジェクトプロデューサー 幌加内そば甘皮茶、そば殻染め天然衣服ブランド”kirinomi “など、開発中です。

マガジン

  • トヅキのしごと_幌加内そば

    幌加内町ソバ循環プロジェクト プロデューサー。幌加内そばのあれこれの活動です。

  • 学生時代の農と食

    今は学生のときの言葉をもう残せません。ちょっと昔の記録です。

最近の記事

日本一のそばの町、幌加内町の小さな農業高校から

日本一であることが全てではないですが、 何かの一番であることは、誇りである上に、もっと色んな日本一が世の中に知られても良いんじゃないかと思ったりします。 北海道幌加内町 そばの作付面積、生産量共に日本一の 「そばの町」。 人口は1200人。 人口密度は、日本で3番目に低い。 公式ではありせんが、最低記録が-41.2度と極寒な町。 北海道の中でも「陸の孤島」と思わず読んでしまう、 コンビニまで車で1時間もかかるような、静かな、小さな町に 幌加内高等学校 という、全校

    • はじめましてと改めまして

      自己紹介、と一言で言っても誰向けなのか、どんな場面で登場するのかでだいぶ変わってしまうかもと考えてしまうせいで、書きだしを随分迷ってしまいました。 石川朋佳と申します。 たった今はじめましての方も、飽きるほど知っている方も、これから仲良くなる方も、さらっと読める(かもしれない)ご挨拶です。 私自身のこと1998年10月6日、北海道札幌市で生まれました。その日は満月だったと聞いたおかげで朋佳の「月」に思入れがあります。O型とよく言われるA型。てんびん座。身長は158cmく

      • 満ちる日々 

        #満ちる日々 日々の中に起こる、溢れんばかりにいっぱいになること。 どんなに小さくたって、 自分の心が包まれる瞬間を、ただ、残していく。 唐突に始めてみました。満ちる日々。 心が幸せで満ち溢れる。 時が満ちた。 満月。 潮が満ちる。 満足。 どれもなんだか特別な気がする言葉です。 最高潮のような、始まりのような、報われたような、新たな挑戦の日のような。 「満ちる」をテーマに、日々のことを。 特別高価じゃなくたって良い。 色んなことに追われてしまっているときに ふっと安らげ

        • 社会人2年目、人生25年目へ

          社会人1年目が残り1週間で終わりを迎えようとしています。 1年前、噂で「社会人1年目は赤ちゃん」と聞きました。 「そんな中、何もかも知らない状況の中生き抜いた、激動の1年を振り返ります!」 なんてアツい言葉は正直出ませんでした。 ”利益の追求”を果たすべく株式会社の組織の人間になったことで、学費を払い、アルバイトをし、保険を払ってもらう生活は終わりました。一応出勤時間があり、一応退勤時間があり、しっかり休みがあります。 ただ、あくまで24年間生きている人生のうちの1年であり、

        日本一のそばの町、幌加内町の小さな農業高校から

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        • トヅキのしごと_幌加内そば
          1本
        • 学生時代の農と食
          6本

        記事

          「くらしがしごと しごとがくらし」を夢みて。

          「衣食住」の「食」と「住」を突き詰めていきたいなあという話。  その① 【やっぱり食が私の中心】 学生時代(といっても数ヶ月前)に、農・食に関することを書いたnoteを見ると、元気が良すぎて達観してしまいました。笑 勢いは大事ですね。 今は学生時代と同じように、気になる行きたいところに長期間すぐ行っちゃう!ということはもちろんできないけれど、食に対する想いは変わらず、むしろ日に日に大きくなっています。しとしとと、けど、しっかり熱意は消えていません。 じゃあなんで、食業

          「くらしがしごと しごとがくらし」を夢みて。

          大学生が、3ヶ月で一冊の本を出版しました〜おばあちゃんの食と生き方を紡ぐ〜

          「たからものがたり」という一冊の本を作りましたまず、たからものがたりって? たからもの=手作り品 ものがたり=レシピ・生き方・想い このように捉え、 「身近なあの人の 大切なご飯と想いを残す」 ことを目的とし、昨年8月ごろに始まった企画です。 結論から言うと、3ヶ月間で完成させることができました。 つくった経緯、葛藤、喜び、などなど 残していきます。 たからものがたりの更なる飛躍を願い! あれ、おばあちゃんたちって いつかいなくなっちゃうよなおばあちゃんに限った話

          大学生が、3ヶ月で一冊の本を出版しました〜おばあちゃんの食と生き方を紡ぐ〜

          理想と夢の暮らし方 その2

          今日は節分。 私は100本以上の恵方巻きを作りました。 たいていの人の、一生分以上の巻き物を1日で作っているのかもと思うと、なんだか誇らしい。スーパーアルバイトも良いものです。 ひたすら巻き巻きしていると、色々なことを考えます。 ずっと、食、農に関わりたいと思って 生きているけど、関わり方は無限。 日々の成長と共に変わっていく、食への気持ちを、また残します。 ・ ・ ・ 昨年の9月より、少し進化。 (↓読み返すと、我ながら元気いっぱいな文である。予想通りもうこんな言葉は

          理想と夢の暮らし方 その2

          地球を救うためにビジネスをする

          1日に何度、気づかないうちに生と死を見ているのだろうと思ったりする。 私だけじゃなくて、世の中の人みんなね。 当たり前過ぎて意識しなかったけど、よく考えたら、 ヒトがいかに世界の中心にいるかのような生き方をしているのか と愕然としたので残す。 ・ ・ ・ 「スーパーの水産コーナーでバイトをしているのだけど、大量の魚の頭を切り落として捨てている。これが、ヒトが宇宙人に侵略され同じことをされていると思ったら怖くなった。」 この感覚、間違ってないというか もっと深いところに

          地球を救うためにビジネスをする

          パラレルキャリアの第一歩

          自分の中でもやもやっとした感情が、ある日突然、他人の言葉で言語化される瞬間がある。 「あっ、私が抱いていた気持ちはそれだ!」 なんとも偶然の会話であるにも関わらず、さも私のことをずっと知っているような言葉に驚いてしまう。 これから書く文字は、決して都会批判ではない。都会の素晴らしい魅力を、どう自分に活かすかという問題よ。 都会に住むと、情報が多く得られるのは本当ですか。 「一度は北海道を出なさい」 ごもっともかもしれん。確かに、都会は畑しかない田舎と比べると、ちょっとお

          パラレルキャリアの第一歩

          地球の賜物を、今日もいただきます

          我々都市圏に住む人々の食を支えているのが、スーパーだとしたら。 我々の命を繋いでいるのが、スーパーだとしたら。 いや、というより、 我々の命を作ってくれるのは地方にいる生産者だけれど、それを販売し、消費者に1番近い距離にあるのがスーパーだったら。 導入が長くなりましたが、今回はスーパーの話を。 アルバイト3年目にして、ひしひしと思っていることです。 大学1年生の5月、結構希望を持ってスーパーアルバイトを始めました。 高校生の頃にその組織の人たちにお世話になったり本部の人に

          地球の賜物を、今日もいただきます

          理想と夢の暮らし方 その1

          数ヶ月後には変わってしまいそうだから 今の私が語れる 理想の社会と暮らし方、自分の夢について、ちょっとだけ、残してみることにする。 生産者と消費者が双方向に繋がる社会 私が大学に入学した理由でもある。 これを叶えるためのヒントを学びたかった。 推薦で入学しているのだけれども、志望理由書のがっつり1行目にこの言葉を書いた。面接でも夢と想いを語りまくった。だから、筆記テストがびっくりするくらいできない人間だが、こうして大学生になれている。もしこれを読んでいる高校生がいるならば

          理想と夢の暮らし方 その1

          知識も技術もないけど愛はある、フィルム写真展を開催しました

          ひと昔前の私はもっともっと、感性が豊かだった。とりあえず壮大に色々考えていた。宇宙とか人生とはとか。現実的かどうかなんてわからなくても、夢に溢れていた。 きっと、毎日新鮮で感動していたから。 けど、いつの間にか、 せかせかと歩き、季節の移り変わりの些細な香りの変化を友人と語ることなく生活に追われてしまっていた。 気づかなくなった自分にも気づかなかったとき、 フィルム写真 に出会った。高校1.2年生の頃だった。 多分最初は父のカメラを借りて撮った。それから写ルンです。

          知識も技術もないけど愛はある、フィルム写真展を開催しました