【古典洋画】「ノートルダムの傴僂男」

ということで、Amazonプライムで、1923年の、アメリカの古典映画「ノートルダムの傴僂(セムシ)男(The Hunchback of Notre Dame)」(ウォーレス・ウォースリー監督)を観る。

背中にコブのある醜い男カジモドを演じたのは、「オペラの怪人」を演じたロン・チェイニーだ。コッチが先だけど。

特殊メイクの不気味な成りは、一応、恋愛ドラマのようではあるが、ホラー映画といっていいかも。引き込まれて観れる感動作品だった。

15世紀のパリが舞台。
ノートルダム大聖堂で鐘をつく仕事をするカジモド。
大聖堂の前では、市民が宴を開いており、そこで、美しいジプシーの娘エスメラルダが踊ってる。
彼女を一目見たカジモドは好きになるが、もちろん、その恋は叶うことはない。
エスメラルダを欲する大聖堂の僧の悪い弟が、カジモドを騙して、エスメラルダを誘拐させる。
しかし、通りがかった警護の男フォッビュに救われて、カジモドは逮捕される。
エスメラルダはフォッビュと恋に落ちる。
カジモドは鞭打ちの刑になるが、真の悪党である僧の弟は罪に問われない。
エスメラルダは、鞭打ちの刑の後、喉が渇いて苦しむカジモドに水を与える。
カジモドはエスメラルダの優しい心に感謝する。
僧の弟は、フォッビュを邪魔に思い、エスメラルダがフォッビュと2人でいる時に、背後からフォッビュを剣で刺す。
駆けつけた人々はエスメラルダがやったと誤解する。
エスメラルダは無罪を主張するが、有罪とされて、大聖堂の前で絞首刑が行われようとする。
カジモドは以前助けられた恩返しからエスメラルダを助けようとするが…。

結局、真の悪党である弟はカジモドに城壁から突き落とされるが、カジモドも、エスメラルダとフォッビュを祝福する鐘を鳴らしながら息絶えるという悲しい展開。

カジモドが死んだことも知らずに、抱き合って喜ぶエスメラルダと復活したフォッビュ。

やっぱりフリークスの醜男が幸せになることは許されないものか。醜いが故に悲劇が増すね。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。