「色街遺産を歩く」

熊本にも当然、遊郭はあった。

一番大きいのは市内西区二本木周辺で、明治から昭和初期に栄え、総軒数73軒、娼妓660人で西日本有数の遊郭街だったという。

一回、車で通ったことがあるが、昭和の廃屋が並ぶ、時間が止まったような寂れた一角だった。

ココ、菊池市も温泉街はちょっとした色町だった。

飲食店の人に聞いたけど、80〜90年代は、観光の2階建てバス(ダブルデッカー)が走るくらいに賑わってて、浴衣を着た温泉客とコンパニオンの女の子らがたくさんウロウロしてて、ストリップ他、いろんな遊び場があったという。今は全く見る影もないけど。

本には全国の有名な元遊郭街が載ってるが、売春防止法が施行されてから廃墟同然となってるのも、それなりに歴史を感じて興味深いね。

妖しく真っ赤なネオンが輝いてるような遊郭街はドキドキワクワクで面白い。

オランダ・アムステルダムの赤線地帯(レッド・ライト・ディストリクト)を思い出す。事が終わって、一つ脱皮したような気分でテンションが上がりまくりになるものだ。←ハッパのせいじゃないよ。

濃厚接触、密を避けることが緩和されたら、合法的に絶対遊びに行くゾ!と決意してみる。

コレはしっかりとした裏じゃなくて表の文化だよなぁ。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。