【ホラー映画】「アナベル 死霊館の人形」

アメリカ産ホラーの「死霊館」シリーズ、2014年の「アナベル 死霊館の人形(Annabelle)」(ジョン・R・レオネッティ監督)。Amazonプライムにて。

ネットでメッチャ怖いと見たから、夜中に暗くして、もちろん独りで鑑賞したが、そうでもなかった。てか、面白くなかった。

昔の「死霊館」シリーズ、心霊研究家のウォーレン夫妻(実在)が、家に住み着いた心霊を霊媒師と共に退治する、という話は、アメリカ産ホラーの定番の一つとなってるが、今も作られているんだね。

第一子を待ち望む、ある若い夫妻。
妻が人形が好きなので夫はアンティークの人形アナベルをプレゼントする。
その日の夜、妻は隣人の家から人が襲われたような悲鳴を聞く。
直後に家から出て来た男女に襲われる。
警察が駆け付けて男を撃つが、女は自殺を図る。
女は、人形のアナベルを抱えたまま事切れる。
男女は悪魔崇拝のカルト団体に所属していたことが明らかになる。
夫妻は引っ越すが、その先でも人形にまつわる奇妙な事が起きて…。

と、予想できる展開。なんか後半、神父や気味が悪い黒人のオバサンとか出て来て、“神に祈りなさい、神と共に邪悪な悪魔と戦いなさい“みたいな、キリスト教回帰の色が現れてきたので、やっぱ白けっちゃった。キリスト教世界の映画だ。

前半は、何をするでもないが、眼を見開いて笑ってる人形が不気味で良かったのに。

人形の話といえば、稲川淳二さんの「生き人形」で決まりだ。派生する、その後の話もあって、稲川淳二さんによる独特のストーリーテリングは、聞く者を恐怖に陥れる。実話と怪談が混じった話でエンタメ性がめっちゃ高い。俺は寝れない時にYouTubeで流してると深くグッスリと眠れる。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。