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家庭連合(旧統一教会)の被害者意識はオカシイ!宗教弾圧を受けているのは生長の家や親鸞会の方だ

 自民党と深い関係にあることがどんどん暴かれている家庭連合(旧統一教会)だが、なんと韓国で「家庭連合への宗教弾圧を中断しろ!」という大規模なデモを行うに至った。

 しかし、マスコミによる偏向報道程度を「宗教弾圧」と言うのであれば、今一番偏向報道による弾圧を受けているのは生長の家や親鸞会と言った野党側の新興宗教であろう。
 かつて生長の家が日本学術会議の問題で政府を非難した際、産経新聞は一面のコラム「産経抄」で名指しで生長の家を非難した。

 政府に逆らったという理由で宗教団体を名指しで非難することこそ、宗教弾圧では無いのか。
 一方、家庭連合は自民党と癒着しており、弾圧されるどころかむしろ権力側にいる。
 また、生長の家は単なるマスコミからの偏向報道だけではなく、聖典や聖経への発禁処分を受けるなどの激しい宗教弾圧を受けている。
 家庭連合の教典である『原理講論』が発禁処分を受けたという話は聞いたことが無いが、生長の家は教えの中心的な教典である『生命の実相』や『真理』の著作権を握っている団体が自民党側に寝返り、「今の教団は共産党と共闘する団体になった」というデマに基づいて裁判を起こされるなどし、『生命の実相』や『真理』が教団系列の出版社から発刊できないようになっているのである。
 一時期は、なんと生長の家に対してお守りや霊牌への禁止令が下ることすらあった。

信者の皆様の強い要望及び谷口雅春先生のご意思である、お守り「甘露の法雨」等の複製・頒布を差し止める判決は断じて受け入れられるものではなく、知財高裁において公平な判断を仰ぐものとなった次第です。

 流石にこの無茶苦茶な判決は高等裁判所で撤回され、その後最高裁で確定したが、一審判決だけでも一時的に効力を有するため、その間生長の家の宗教活動には多大な影響があった。
 自民党に逆らうとお守りや霊牌すらも作れなくなる恐れがあるということは、宗教団体による与党不支持を出しにくくする空気醸成に一役買っていただろう。

このように信徒の皆さまの熱願及び谷口雅春先生のご意思である、お守り「甘露の法雨」の複製・頒布の差し止めを認めた第一審の判決は断じて受け入れられるものではなく、控訴し知財高裁の判断を求めていたものです。

知財高裁の判決では、『控訴人生長の家が控訴人経本を複製又は頒布する行為は、本件覚書に係る合意に基づくものであって、被控訴人事業団の本件著作物2(注:「聖経 甘露の法雨」)に係る著作権(複製権、譲渡権)を侵害する行為ではないから、被控訴人事業団の控訴人生長の家に対する請求は、いずれも理由がない』とし、加えて、「控訴人生長の家が控訴人経本を複製する行為は、同様に、出版権を侵害する行為であるとはいえないから、被控訴人光明思想社の控訴人生長の家に対する請求も、いずれも理由がない」として社会事業団等の当法人に対する請求を、約7,300万円の損害賠償を請求する付帯控訴を含め、すべて棄却する判決となりました。

この判決により、生長の家が「甘露の法雨」を肌守り用または霊牌用として複製し、これを信徒の皆さまに交付するという谷口雅春先生のご意思、そして信徒の皆さまの同交付への熱願を守ることができたことを報告いたします。

 反自民の新宗教に対する抑圧はこれだけではない。
 浄土真宗系の新宗教である親鸞会に対する大規模な非難も野党側を攻撃するためのキャンペーンであり、自民党のスパイによる情報工作の一環であると思われる。
 例えば、『やや日刊カルト新聞』はカルトの「団体ポイント」なるものをつけているが、そこでは親鸞会が家庭連合やレイシズムと同列の「ポイント4」となっている。

5P:オウム真理教
4P:統一教会(現・世界平和統一家庭連合)、ワールドメイト、幸福の科学、創価学会、親鸞会、反ワクチン、陰謀論、レイシズム
3P:日本会議、神政連、不二阿祖山太神宮、スピリチュアル、N党、ホメオパシー、ニセ医療、動物愛護過激派
2P:日本共産党

やや日刊カルト新聞「【参院選2022】総力特集・カルト候補ぜんぶ載せ!」

 つまり、『やや日刊カルト新聞』(藤倉喜朗氏や鈴木エイト氏)は親鸞会(野党側)を家庭連合(旧統一教会)やレイシズム団体と同一視しているということだ。
 何しろ、日本会議(与党側)や物理的に被害者を出しやすいニセ医療よりも上位のポイントである。親鸞会の関係者はこれを見て仰天しているであろう。
 なお、この「4P」に挙げられている他の団体は、創価学会や幸福の科学については著名であるが、それらと同列に挙げられているワールドメイトは自民党以上に立憲民主党と関係が深い新宗教で、反ワクチンと彼が分類している団体も反自民の団体が含まれている。野党側の「カルトポイント」が高くなるように操作されていると言える。
 2022年の参院選においては、『やや日刊カルト新聞』は親鸞会信者の候補者を過去に応援したことがあるというだけの理由で、立憲民主党の候補者3人と社会民主党の候補者1人をカルト扱いした。
 『やや日刊カルト新聞』は昨年の衆院選においても、次の基準で野党の候補者を次々と「カルト認定」した。

親鸞会は、2016年の参院選で民進党が石川選挙区に担ぎ出した親鸞会現役信者・柴田未来が野党統一候補となった関係から、当時柴田氏を直接応援した野党候補者たちにPが付いている。

やや日刊カルト新聞「【衆院選2021】総力特集・カルト候補ぜんぶ載せ!」

 しかし、柴田未来氏が選挙に出馬したことが親鸞会の意向では無いことは、『やや日刊カルト新聞』自身も報道している事実である。

「柴田さんの出馬は小堀弁護士が唱えていたものとは違いますが、柴田さん自身の意向に小堀さんの理解や教団の承諾があった可能性は高い。ただ、いまでも教団の内部情報がときおり入ってくる私のところにも、いま教団が柴田さんを当選させるよう教団内で呼びかけているとか、そういう話は聞こえてきていません」(Bさん)

Bさんも前出の元信者同様に、親鸞会に選挙結果を左右するほどの集票力はないといいます。

柴田氏自身は本紙の取材に対して、出馬に関して親鸞会からの支援は一切受けていないとしています。

■柴田氏の適性の問題

「宗教団体」というと創価学会のように組織の集票力や人員の動員力を背景にした政治的野心を連想する人が多いかもしれません。また、既存政党がそうした宗教団体の力を期待して協力を求めることも実際にあります。しかし柴田氏についてはいまのところ、親鸞会が政界進出を意図して教団の意思で柴田氏を擁立したとか、あるいは民主・社民両党が宗教票に期待して出馬要請したと言える要素はありません

やや日刊カルト新聞「【解説】柴田氏出馬は“親鸞会の政治進出”なのか=参院石川選挙区」
太字は引用者

 「教団の意思で擁立した訳ではない」「民主・社民両党が宗教票に期待して出馬要請したと言える要素はない」という状況で、柴田未来氏を“応援しただけ”でカルト認定しているのが、藤倉喜朗氏である。
 藤倉喜朗氏は他にもヴィーガンへの嫌がらせ行為を繰り返すなどの問題行動を繰り返しているが、彼の専門(?)であるカルト問題においても家庭連合と親鸞会を同一視するような不適切な主張を展開しているのである。
 少なくとも私の知る限りにおいては、親鸞会は家庭連合のように霊感商法を行っている訳ではなく、また、自民族中心主義や男尊女卑な教義を掲げて政界に進出しようとしている訳でもなく、藤倉喜朗氏によるカルト認定には疑問符がつく。
 親鸞会が偽装サークルを作っていたことが藤倉喜朗氏によるカルト認定の根拠のようであるが、生長の家を裏切った自民党系の団体である自称「谷口雅春先生を学ぶ会」(以下、学ぶ会)の関連団体である日本青年協議会も各地の大学に偽装サークルを作っていることが知られているが、藤倉喜朗氏は学ぶ会や日本青年協議会をカルト認定はしていない。自民党系団体には甘く接する、というのが彼の方針なのか。
 現実に不法行為が裁判で認定されている家庭連合への報道が「偏向報道」であるというのであれば、政府批判をしたと言う理由で生長の家を攻撃する産経新聞や信者の候補者を応援したというだけでカルト認定するやや日刊カルト新聞は「超偏向報道機関」ということになるであろう。

ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。 拙い記事ではありますが、宜しければサポートをよろしくお願いします。 いただいたサポートは「日本SRGM連盟」「日本アニマルライツ連盟」の運営や「生命尊重の社会実現」のための活動費とさせていただきます。