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私の教育の失敗について

プロフィールにも書いておりますが、私は自分のキャリアプランを完全に失敗したと思っております。

中受合格→第一志望の大学に現役合格→名の知れた有名企業に就職(一般職だけど)。

ここまでは順風満帆だと思っていました。ですがそれ以降に悲惨な結果が待ち受けていました。

あまりネガティブなことを書くのはよくないと思いますが、何が失敗だったのかを具体的にお伝えしたいので、感情はなるべくのせずに書いていきたいと思います。

新卒で入った会社で自己肯定感が崩壊したのです。
今も多くの企業がそうだと思いますが、私が新卒で入った会社は職種が選べず、配属された部署の仕事内容が嫌で嫌で仕方がありませんでした。元々私は器用なタイプではなく、スピード感や臨機応変さが求められる仕事が苦手でした。全く適性に合っていない仕事だったので、自分の良さが発揮できず、周りからは完全に「仕事ができないやつ」という見方をされていて、よく注意されていました。そのうえ部署全体がピリピリしていてみんな余裕がなく、指導係の先輩に聞くのも上司に相談するのも怖くて仕方ありませんでした。

毎日毎日、会社に行くのが苦痛でした。
それを2年半続け、働くことに自信を無くしたまま退職することにしました。

働くことが恐怖になっていたので、実家に戻り、心身の負担にならないように働く時間が短い勤務条件の会社を探し、契約社員として転職しました。

契約社員を7年ほど続け、社会人に徐々に慣れてきたのでもう一度大企業で働いてみたいと思いました。ですが、キャリアがないので派遣を選ぶしかありませんでした。

仕事内容を把握して入った派遣先では、スムーズに仕事に取り組め、自信も戻ってきました。ですが、同年代の人たちが正社員として高い給与と手厚い福利厚生をもらっているのに対し、新入社員の時と変わらない給与を手にしている自分を比べてしまい、自分の人生はなんだったのだろうかと虚しさを感じることが多くなってきて、結婚のタイミングで逃げるように働くことをやめました。

家庭に入り、有難いことに時間ができたので、一度立ち止まり、もう間に合わないかもしれないけど自分の人生を立て直したいと思いました。

自分は何をしたかったのだろう…?
もし、もう一度新卒で就職活動できるのならどこの会社に応募するだろうか…?
そんな問いかけを自分にしてみた時に、はっとしました。
私はそもそも組織の中で働きたいと思っていなかったことがわかったからです。
さらにこの社会に自分が興味をもてる仕事がないことにも気付きました。

こうなってしまったのは、定期試験や受験勉強をどうにかやり抜けることばかり考えて、社会に何も興味関心をもたずに子供時代を過ごしてしまっていたからだと思いました。

興味関心は受験勉強を勝ち抜くためには意味のないものだと10代のどこかで捨てていたのです。何かを犠牲にしなければ元々キャパの小さい私は合格を手にすることはできないと無意識に判断していたのだと思います。

そこまでして受験勉強を頑張ったのは、「勉強して、いい大学に入って、いい会社に入れば幸せになれる」と素直に信じていたからです。

この人生のレールに乗って幸せになっている人もいると思います。
ですが万人に当てはまるものではないことに、実体験を通して気づきました。

そして子供ができました。
3歳までは基本的な生活をこなすことで精一杯でしたが、幼稚園に入る前になって「この子にはどんな教育をさせるべきだろうか」と思い立ち止まりました。

私と同じ道を辿らせて果たしてこの子は幸せになるのだろうか?
もしかしたらレールの上で幸せに生きられる子になるかもしれない。
だけどそうじゃなかった時の代償は計り知れないものになる。

今はまだどちらの可能性もある中で、どんな教育を与えていけばいいのだろうか…。
そこから教育に関する情報を色々と集め始めることにしました。

自分の失敗を糧に子育てに反映できれば、私も救われる。そんな思いもあるのかもしれません。まだ自分の人生の失敗に対して吹っ切れていないからです。

そんな私が今に子供に対して願っていること。

目の前の出来事からこの世界のことまで
俯瞰して考えらえる力をつけさせたい。

これは一方的に知識を押し付けられるような教育では身につかないと思うので、親子で試行錯誤しながら子供にあった教育を見つけていきたいと思います。

引き続き、教育に関して調べたことを発信していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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