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ピンチはチャンス

困ったな、とか、どうしたらいいんだろう、とめちゃくちゃ悩んでいる時,ふと日常触れているものから、「お!」という何かを見つける時ってありますよね。

トルストイの言葉

Leo Tolstoy // "Once we're thrown off our habitual paths, we think all is lost, but it's only here that the new and the good begins."

これ、昨日見つけて、オーストラリアにいる長女に紹介したインスタです。

トルストイ、ええこと言ってるなぁ。

まさに、今のご時世のことを言っているような。

ピンチはチャンスとはいうけれど、なかなか厳しいな、というのが実感だと思います。しかしこのトルストイの言葉を聞いて、改めて我が身を振り返ってみました。

長引くコロナ禍、変わるにはどうしたら?

-コロナで通常のやり方では仕事ができない。
-世間全体が緊急事態となれば、仕事自体も、通常よりは減ってくる。
-どうしたらいいかわからない、どうなるかわからない、ということで、宙ぶらりんの仕事も増える。

ここでですね、「自分の習慣の道から放り投げられる」わけです。

「あぁ。失ったもんは大きい..。」とか嘆く。

弊社も今、まさにそういう状況。去年の緊急事態宣言の時は、なんというか、いきなり山奥のキャンプ地に放り出されたみたいで、「わぁ、どうしよう!」とか言いながら、それはそれで新鮮だったし、その状況を楽しめたんです。

でも、そういったイレギュラーを楽しめる時期は過ぎた。いつ終わるかもわからない。新しい生活様式って言っても、すでにかなりオンラインに移行して、色々新しくはなっているはず。それに、何と言っても、オンラインで何でもかんでもできるってわけじゃないこともわかってきた。

そこで、「あぁ...。もうあの日常は戻らないんだ..」とまた鬱々とする。

空疎な感じが広がっていきますね。

しかし、ここでトルストイ先生の登場です。

でも、「ここからでしか、新しい佳きことは始まらない

これです。

この「ここから」というタイミングの時って、自分たちの今までやってきたことを見直す、とても貴重なタイミングなんだと思います。
もう、棚卸しの嵐です。

弊社でも、ここしばらくずーーっとそれをやってきました。

戻れないから、何か目ぼしいものはないかと必死になって棚卸しまくる
で、偶然か必然か、いいタイミングで国の補助金の申請の締め切りなんかもある。締め切りに向けて、脳みそがウニになるくらい考える。

そしたら、自ずと、自分たちのリソースとか、強み弱み,他者とは違うところ、マーケットの状況なんかが出てきます(SWOT分析っていうんでしたっけ?)。

そして、1日経った今朝、このトルストイの言葉の意味が、自分たちのリアルにつながってきました。

違う視座で、過去を見直す

「ピンチはチャンス。いまこそ新しい、革新的なものを」というけれど、ないものは作れない。でも、ないものは、過去から見つけることができる

加えて、ピンチの時には必死になれる

必死になって自分達の過去を丹念にさらえば、これまで知っている自分達とは違う、今まで見落としていた何かが見つかる可能性がある。

「ピンチはチャンス」は、当事者が必死になれるからこそ、掴めるものがあるということかと。今までとは違う視座で過去を見直せば、きっと何かが見つかるはず。

いいタイミングでよい言葉をいただきました。

みなさま、よい週末を。


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