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振動数を上げると運気が上がる

あるところで知り合ったボイストレーナーさんのサイトを見ていると、『声という振動の心地よさ』という表現がありました。声という振動。心地よさ。ものすごくピンとくる表現です。

声(音)って空気の振動ですよね。人はその振動を感じて、心地よくも悪くもなる。考えると、日常生活のあらゆる局面でこの「振動」に影響されています。

朝起きたときに小鳥の囀りが聞こえると心地いいけど、蝉の鳴き声だとうるさい。小川のせせらぎは心地いけど、台風の時の濁流の音は怖い。それぞれの音にはそれぞれ振動数があって、それが人間の感情に影響を与える。気分が上がっているときは、アゲアゲの曲を聞きたい。玉置浩二が沁みるときは精神状態がヤバいと誰かが言ってましたが(笑)、わかる気もします。

自然の音は自分にはコントロールできないですが、自分の出す声ならコントロールできます。自分の言葉で、人を心地よくさせるにはどんなトーンで、どんな話し方をすればいいのか。

よく、挨拶ひとつで人を不快にさせる人いますよね。自宅ならまだしも(自宅は上機嫌かもしれませんが笑)、会社に来ても自分の不機嫌をまき散らすような人。だいたい、目が利権政治家みたく死んでいます。誰もが、そういう人とあまり接触したくない。必要最低限のコミュニケーションにして、あとは寄らず触らず。当然の人間心理です。

となると、新たな仕事の依頼も減る。周りは出世しても、自分は今のポジションのまま。給料も変わらない。彼女もできない(知らんけど)。そして、いつしか口癖は「運がない」。

運がないのは、その振動で相手を不快にさせてるからですよ。解決策はただひとつ、自分の振動数を上げることです。心地よい振動、元気の出る振動を人に伝えることです。そうすれば人が寄ってきます。それが運気ですね。

なんかスピリチュアルぽい話かもしれませんが、運って人が運んでくるものですよね、たぶん。

コミュニケーションの8割はノンバーバル(非言語)コミュニケーションだと言います。「自分、そんなこと言ってませんよね」とか言っても、いや目がそういってるから!そういう声のトーンだから!そんなことは往々にしてあります。でも、『言った言わない』的な議論になると、実際言ってはいないので、だいたい負ける。そんな忸怩たる思いを経験したこと、たぶんたくさんありますよね。

よく、人を褒めるって言いますが、これもノンバーバルな部分によっては完全に逆効果です。テクニックに走って、心にもない褒め方をする人いますよね。あれ、ノンバーバルで伝わっています。大人にも子供にも伝わります。ナメとんのか?ってなります。思ってもないのに褒めたらダメですよ。

私の周りに、嘘をつくときは必ず裏声になってまばたきが多くなる、わかりやすい女性がいるのですが、その人は裏声でよく人を褒めるんです(笑)。本人は自画自賛していますが、実は敵だらけ。そりゃそうですよね。本当に思っているかどうかは、ノンバーバルで伝わります

「振動」って、バーバル(言葉)を構成する要素ではありますが、言葉そのものではない。おそらく、その時の声のトーンや、目つき、表情、姿勢などと同じくノンバーバルなんです。言葉以上に、感情が伝わってしまいます。

最近、流れが悪いなとか、ついてないなと感じたら、言葉の振動数を上げてみてください。ついでに表情も明るく。そうすると、周りが変わってきます。でも、嘘は伝わるので要注意です。

って、どこのカウンセラーやねん、という小ネタでした。

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