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盃を交わせば(一次創作 詩570)

カミサマは死んだ
アクマは去った

誰かがそんなことを
大声で歌っていたよ
確かにさ
そうなのかもしれないね
願ったって何もかなわない
憎んでも誰にすら影響もない
あぁそんなもんだ

死んじゃったカミサマ
どっかへ行っちゃったアクマ
この世はもう飽き飽きなのかな
情けないけど輝かしい
魅力のひとつすら見つからない
寂しいね

カミサマもアクマもさ
真面目すぎたんだよ
今になってやっとわかる
それはわたしも同じ道を
歩むことになっちゃったから

カミサマにアクマ
いつの日にか盃を交わして
大声で笑い飛ばそうや

(画像はPinterestより)

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