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今年、1番の竹の子探し。見つかった!!

前日からの、竹引き作業、水路の草取り、竹柵の補修で、竹藪の土の感触になれたせいか、竹の子目になったのか・・。


1番の竹の子は、今年は、私が見つける。

赤い色をした竹の子が、一生懸命、穂先を出していた。

そのエネルギー力って、すごいなあと。

「紅蓮の竹の子」と名付けておいた。

竹の根っこの様子から、その辺りを探せば、足の感触で、ツンときたところで、枯れ葉をよけて、軽く地面をなぜて見ると、穂先がチョンと、可愛いのが出ている。

見つけにくいので、印、竹の枝払いをした時の、枝の破片を目印に差しておく。

続けて、4箇所見つける。本当に、チョン、チョンとだけ。


印を二本挿して交差させると、どこにあるのか、すぐわかってしまうので、ダメと。姉から言われた。

自分が見つけるのが楽しいからと、下の姪っ子の好みを私にいう。

彼女は、掘り専なのだ。


初物は、翌日早朝、姉がやってきて、掘っていく。


3日目、お花見をやろうと、姉がお昼にチラシ寿司を振る舞ってくれる。

午前中、草引きをやり、草は、竹藪の低い場所に持っていき、捨てている。

その時に、なんとは、なしに足の感触で、ツン、ツンという感触を探して、歩いてみる。ツンが、あると、地面を確認。石ころのツン、根っこのツンもあるが、竹の子のツンのときは大当たりの気分。


今度は、下の姪っ子様に、わかりづらい印をつけておいた。4箇所。

事前に、姉には、場所を見てもらう。

姉、3箇所は、わかるけど、もう1箇所だけ、わからないから、も一度と。

また、教える。これで、下の姪っ子に自分で見つけ、自分で掘った!という喜びを倍増させるという策略だ。


お花見のお昼のチラシ、かわいい入れ物に、入れて、道明寺粉の桜の塩漬けがちょんとのった、桜餅まで用意して。

ところが、風が強く吹き荒れ始めた。

自分だけ何か落ち着かず、チラシ寿司も、エビ、サーモンと少し食べて、持ち帰り用にラップに包んで、桜餅に手が伸びた。

風で吹き荒れた時の、竹藪の動きを見るのが好きなので・・。

迫力がある。

と、思った矢先、まだ生きている竹がバタンと倒れた。

家の物干し場の近くまで来ていたので、それどころではないと。

「まあ、いいやん!!」

「あかん!、道を塞いでいる」


竹引きノコを持って、竹引き。あまり根元で切ると、跳ね返りが怖いので、1メートル上のところで、切っておいた。半分に切断して、ナタで、枝払い。


途中、母が心配して、「もう、帰る時間でしょ!」

何か急かされている様だったけど、全然、ゆとりだった。


母も、私が、3日間動き詰めで、無理をさせてはいけないという配慮の言葉が、変換されて、「急かす」言葉になる様だ。まあ、それが母というものだろう。


いつもの電車で。


メールで、「四つの宝探しは、どうでしたか?」と。

姪っ子、全くわからなかったという。姉が、最後には、場所を教えて掘り上げた様だ。


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