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シグナリング理論から考える、プロフィール原稿の大切さ

4月突入!ですね。

先日、夫がテレビ兼インターネット(中国一般家庭生活に欠かせない)を1か月だけ有料契約してくれて、日本の映画、アニメ作品がかなり見えるようになりました!!わーい!

そんでもって今更なのですが、「呪術廻戦」にハマってしまってどうしよう・・・涙。昨日、第2季を見おえてしまい、完全にロスです。しかし、「ブルーロック」がまだ残っているのでメンタル保ちます。

と、いう前置きとは全然関係ないのですが、

先日、とある著者の方と打ち合わせをしていて、「シグナリング理論」のことを知り、なるほど〜!と目から鱗が落ちました。

シグナリング理論、ものすごい端折って説明すると、

例えば、就職活動などの場面で、履歴書に「東京大学出身」と書かれていると、それだけでその人を(わが社にとって有利かどうかを)判断して採用してしまう、

というやつです。学歴主義のベース、になっているものとも言えるかもです。以下、wikipedia先生より。

シグナリング (英: signaling) とは、市場において、情報の非対称性を伴った場合、私的情報を保有している者が、情報を持たない側に情報を開示するような行動をとるというミクロ経済学における概念である。労働者の能力を代替して判断する材料としての学歴などがシグナルである。 

===(中略)===

シグナリング理論は、企業の採用現場を想定して生まれた。企業が得たい情報は、応募者の能力、生産性、意欲などであるが、しかしこれは観察できないため、企業は、履歴書に記載された学歴のほか、面接における身だしなみ・様相などの観察できる材料から判断する。この時、観察できるものを観察できないものに代替したものがシグナルであり、市場シグナル(market signals)は「意図的にまたは不意に、他人の印象を変えたり、情報を伝える個人の属性または行動」として定義される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0

人を「見た目で判断する」とか「学歴で採用する」とか、意識的にも無意識的にもやってしまっていることで、

就職に限らず、それによって自分が観察できる情報から(自分にとって)有利な判断をしようとするのは、どんな場面でも誰にでも起こりうることだと思います。

出版業界においても同様です。いやむしろ、こうした”シグナル”を積極活用して、その上で成り立っている業界だな、と思ったのですよね。

プロフィール原稿で考えてみるとわかりやすいです。

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