小学校1年生の行き渋り

子どもが1年生の時に、行き渋りが酷くて仕事に遅刻したり、欠勤が続いて、職場に迷惑がかかるし、何より私が精神的に辛くなって仕事を辞めてしまった。

うちの子は人間関係を新しく築くのが、他の子より苦手。

保育園の時に仲が良かった子と小学校が離れてしまった事が、恐らく原因だった。
実際に1年生の後半あたりに友達が出来てから、渋ることがなくなり、更に、私が学校まで送らず、その子と朝待ち合わせして二人で行くようになった事が良かったようだ。

当時は行き渋るのも、登校途中で、道の真ん中で、時に号泣し、時に激怒し私をひたすらに殴り蹴り、全くその場所から動かなくなる我が子に、どんな言葉をかけても、寄り添っても無駄で、、通り過ぎる周りの視線が痛くて、時に事情も、知らず「こどもを泣かせるな」と叱責してくる人もいて、抱っこして強制移動させようにも、ランドセルと子どもの体重は重すぎて数歩しか歩けなくて、、私は親として、大人として泣くのをひたすら我慢していた。本当に、本当に辛い日々だった。

何がきっかけで解決するかは分からない。

実際、元職場には職場にはずっと不登校の高校生の子どもがいる人がいた。

私もうちの子もそうなったらどうしよう、と子どもが寝ている時によく泣いていた。
学校に行かなくて良いなんて言う人もいたけど、実際現代社会は甘くない。

学歴による給与格差はまだあるし、うちの子の場合、精神障害者認定されるかもしれない。身体も精神でも、障害者はありえない安い賃金で働かされる。

子どもにとって早期療育は大切だけれど、障害者手帳を持つかどうかは、親が子どもが生きやすい環境を頑張って頑張って作れなかった時に、子ども自身で選択するものだと思う。

今、不登校や登校渋りで悩まれている親御さんに、うちの子の登校渋りが解決した体験が、少しでも参考になれば。

『子どもの行動には全て理由がある。』

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?