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最後のごろごろ煮込みチキンカレー


お前いつまで松屋の話をしてんだよという声も聞こえてきそうだが、また松屋に行った。
3日連続で松屋の話をしている。まだ3回しか行った事がないのに。


今回は遠方の店舗に向かった。寄り道も含めて、往復3時間以上かかる道のりだった。
だって、そこに『あった』から。
そこにだけ『あった』から。

期間限定・『ごろごろ煮込みチキンカレー』が。




前回の記事でも予想した通り、すでに各店舗にて売り切り次第終了という流れのようだ。
来期以降にまた販売される機会はあると思うが、今買えるのならば今食べてみたいと思って買ってきた。

ライスをサラダに変えられるのでそちらにした。
どうせ家にある白米でたらふく食べたいと思ってしまうので。
ただ、外食メニューは外食品質の米だからこそ合うという物も存在するので、一度くらいはライスとセットで頼むべきだったかもしれない。
特にカレーは固く炊いた米の方が良いという場合も多い。

実食してみる。

たしかにごろごろと煮込みチキンが入っており、よく煮込まれていて味も染みている。スジっぽさも皮の不快感も無い。
何年も愛されているだけあってレベルの高いカレーだ。

少なくとも甘さや酸味方面の味付けではなかった。塩気と旨味、そしてスパイシー方面の味。
自分は好きな味だった。
来年以降もリピートする事を決めた。



自分は松屋歴が3度、モバイルオーダー歴が2度、松屋店内飲食歴が1度しかないので、じっくりと店内飲食の空気感を味わった事がない。
帰宅後に思い出したが、園崎未恵さんの声がする店内放送や券売機もちゃんと聴いていなかった。不覚の至り。
何のために松屋に行ったんだ、お前は。
そのための松屋じゃないのか。

そして未だに牛めしを店で食べた事がない。本当に何のために行っているんだ。



松屋系列のカレー店『マイカリー食堂』は松屋に併設している店舗もある。

そこでは『ごろごろチキンカレー』という商品が販売されているが、上記の『ごろごろ煮込みチキンカレー』とは味や具材が違うらしい。
煮込みではない方は、目立つようにニンジンが入っている。

そして併設店舗では『ごろごろ煮込みチキンカレー』を頼んだら『ごろごろチキンカレー』の方が出てくるという事もあるらしい。

煮込みではない方は頼んだ事がないため不明だが、今回自分が頼んだ煮込みの方もパッケージ表記が『ごろごろチキンカレー』だった。
これは系列店舗で同じ容器と表記を使っているからなのだろうか。両方を扱う店ではそもそも『煮込み』の在庫は残っていないか、間違えかねないのではないだろうか。
自分が食べた物は味と具材から見て煮込みの方で間違いなかったように思う。

なんなら松屋の『ごろごろ煮込みチキンカレー』
マイカリー食堂併設店の『ごろごろチキンカレー』
マイカリー食堂専門店の『ごろごろチキンカレー』
はそれぞれ値段や味も異なるのだそうだ。
ややこしすぎる。

この点について、併設店で同じようなネーミングを使い客に勘違いさせかねない売り方をしている事にブチ切れている松屋ユーザーも居て笑ってしまった。
しかし気持ちは分かる。
『牛丼』ではなく『牛めし』という呼称にこだわるような民族である松屋ユーザーが、信奉する企業からそんな優良誤認じみた事をされれば憤慨するのも当然だろう。



そしてモバイルオーダーの時点で売り切れていたので分かっていた事だが、今回訪れた店舗では『うまトマハンバーグ』が売り切れていた。
すでに戦争が起こっているのか。
ポケカと変わらない存在になっている…というのは言い過ぎか。一応毎日入荷する物に対して使うべき表現ではなかった。



さらにはこの記事を更新する頃に再びモバイルオーダーのページを開き、昨日『ごろごろ煮込みチキンカレー』を購入した店舗のメニューを見ると、『ごろごろ煮込みチキンカレー』だけが跡形も無く消えていた。
昼頃にはまだ残っていたと思うが、完全に完売したらしい。
本当にギリギリだったのか。

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