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むちっ❤︎



帰宅してすぐに、キッチンの窓辺にヤモリを見かける。
もう3年ほどは付き合いのある個体だ。今日は特に「むちっ❤︎」としすぎている。
繁殖期前の♀だからだろうか。
実家にいるときは毎週のように窓辺で見かけるが、この個体は狩りが上手いので程良くムチムチしているのかもしれない。




先日は『なんJ民みたいなヤモリ』がキッチンに迷い込んできた。

ウソみたいな顔してる。なんJ民すぎる。
この個体は数日前に迷い込んだのか、少し痩せていた。「お水をクレメンス」と言わんばかりに。
ちょうど雨が降った辺りだったので、濡れている家の外壁付近に逃した。
10年以上前はヤモリを見たことすらなかったが、県内では生息を広げているようで、ここ数年は数がかなり増えた。
故にこういう侵入がたまにある。


あまりにも増えすぎて、1年で13匹のヤモリオーグが生まれていた年もある。

赤ちゃん達、かなりヨチヨチしてます。





踏んでいません。

少し前には庭の一角、意図的に雑草を刈り残しているエリアにヒバカリがいた。大小様々な複数個体が生息しているようで、毎年ここで見かける。

ヒバカリ

刈り残しを作ってからはこの場所に寄り付く爬虫類が多い。
アオダイショウやカナヘビもここで見かけるようになった。
ボロボロのクロックスもどきで踏んでいるように見えるが、実際はヒバカリが驚きすぎてこちらに向かってきてしまい、踵に寄り添うようにして隠れたという状況だ。

庭を歩く時は使い古しのクロックスもどきと使い古しのデニムの組み合わせで歩いている。
程良く履きやすく、脱ぎやすく、サンダルよりも防御してくれる範囲が広い。サイドに穴が空いていないので、それがちょうどいい。
デニムの防御力も高い。
もう少し足元が悪いエリアや草地の中に立ち入る際は長靴に履き替える。



庭に住むヒバカリは田植えの時期になると大半が姿を消す。そのほとんどが水田に向かい、カエルやオタマジャクシを捕食していると思われる。
水田から水が無くなる頃になると再びあちこちに散るようで、森林や庭の中でも見かける頻度が増える。
ネズミを食べる種類では無いので、庭ではミミズやカエルを捕食しているのだろう。


ヒバカリは5年前に飼育していた個体を繁殖させたりした記憶がある。
最終的に友人宅で飼われた後、昨年に亡くなったが、捕獲時のサイズからして恐らく10年近く生きた大往生なのだと思う。

モツゴを捕食するヒバカリ。
モツゴが満腹になるまでカメ用人工飼料を食べさせてから餌として与える事で間接的にその栄養を摂取させていた。
魚に直接詰め込んでも同じ効果が期待できる。
鶏肉を食べるヒバカリ


繁殖個体の孵化画像も持っていたはずだが見つからない。
そのうち見つかれば掲載するかもしれない。

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