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ヴィーガンについて書きます!

今回は,最近私が一番興味を持っていることを書きます.
はじめに言っておきますが,これはみなさんにお勧めしたり,強要するものではなく,あくまで私が興味を持っているという観点で書いています.

しかし,なかには役立つ情報があるかもしれないので,気楽に読んでもらえればと思います.

私が最近一番興味を持ってこと = 『vegan(ヴィーガン)』


Q.皆さんは「ヴィーガン」に対してどんなイメージを持っていますか?
ぶっちゃけ,私はこれまであまり良い印象を持っていなかった一人です.
たまにニュースで過激デモを行っている様子が流れますが,なんでこんなことするんだろう,価値観を過度に強要するべきではないと思っていました.

だって,みんな好きなものを好きなだけ食べたいですよね?
明日から,肉・魚・卵・牛乳食べてはダメです!って言われたら,逆にデモが起こるレベルですよね.


しかし,そんな私がいまではすごく興味を持っており,より理解を深めたいとさえ思っています.それはなぜなのか?

私自身が無知だったからに他ありません.


Q.veganに興味を持ったきっかけ
きっかけは,先日大学の頃の先輩と久しぶりに会ったとき,無類の肉好きな先輩がvegan生活を送っていたからです.過去には,1kgのステーキを共に食べ,いきなりステーキのプラチナカードも持っている先輩がなんで?と思っていたのですが,その理由を聞き,私も色々調べるうちに興味を持つようになりました.

その時紹介してもらった動画の一つが,沖縄で保護動物と一緒に、心と体にやさしいヴィーガンのレシピを教えているシェフ:ダンテさんの動画投稿です.まずはこちらを見てもらうのが早いと思います.

当たり前のことだから考えることすらない,もしくは知っているけど考えないようにしている畜産業の現実を改めて知ることで,ようやくヴィーガンの方がなぜあんなでデモを行っているのかを理解することができました.

それは興味に変わり,まずはもっとヴィーガンについて知るべきであって,そのうえで色々と判断して発言するべきだなと思ったのです.

他にも色々と紹介してもらったのですが,まだ見れていないので見ていきたいと思っています.みなさんもお時間があれば是非!

無題


Q.ヴィーガンってなに?
なかには,ヴィーガンが分からないという方もいると思うので説明すると,

ヴィーガニズム (Veganism)
食用・衣料用・その他の目的のために動物を搾取したり苦しめたりすることを、できる限り止めようとする生き方
※引用:特定非営利活動法人 日本ベジタリアン協会

ヴィーガンは,動物に苦みを与えることへの嫌悪から、動物の肉(鳥肉・魚肉・その他の魚介類)と卵・乳製品を食べず、また動物製品(皮製品・シルク・ウール・羊毛油・ゼラチンなど)を身につけたりしない人たちです.

ヴィーガン = 「完全菜食主義者,絶対菜食主義者」
ベジタリアン = 「菜食主義者」

みなさんも少し考えてみてください.
私たちは普段お肉や卵,牛乳を口にしていますよね,
しかし,その裏にはものすごく酷い環境で生まれた瞬間から殺されるためだけに生かされる動物たちがいます.動画を見るだけでもおぞましいものです

子供のころ,すべての人間は命を頂くことで生きている,だから食事に感謝しなければいけないと教えられましたが,結局は人間に都合の良いように世の中はできていて,裏に隠された現実や真実は教えてくれませんよね.
これも怖いことです,なにも疑問に思わなくなってしまうのですから...


Q.ヴィーガンの動機付け
ヴィーガンには,代表的なジャンル(動機)には、以下の3つが挙げらます
きっかけは人それぞれですが,健康を動機に初めて,環境・動物愛護に移行する人が長くヴィーガンとして生活している傾向にあるようです.

・ダイエタリー・ヴィーガン(健康重視)
・エンバイロメンタル・ヴィーガン(環境保全重視)
・エシカル・ヴィーガン(アニマルライツ重視)

・ダイエタリー・ヴィーガン(環境保全重視)
健康に重きを置いたヴィーガニズムです.
基本的には,「動物性食品は身体に良くない」と考えていて、健康上の懸念を動機に実践している方が多いようです.

WHO世界保健機関国際がん研究機関からは,ソーセージ、ベーコン、サラミなどの加工肉はアスベスト、タバコと同じレベルの発ガン性があると発表されています.

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・エンバイロメンタル・ヴィーガン(環境)
「環境保全重視タイプ」のヴィーガニズムです.
畜産は,車の排気ガスよりも地球温暖化への影響が強かったり、アマゾン森林伐採(森林火災)の主要因になっていたりする超巨大産業となっています

さらに,魚介類においては,乱獲による生態系の変化や漁獲量の減少が顕著で,2050年までに漁場が枯渇する(海から魚が獲れなくなる)ことまでも懸念されていることから,可能な限り環境破壊に加担したくない意識も強いようです.

様々な研究機関から論文も出ていますが,日本でも農林水産省のHPでも「畜産環境問題」について問題解決策の基本的な考え方が記されています.

・エシカル・ヴィーガン(アニマルライツ重視)
動物愛護を動機として実践しているヴィーガニズムです.
彼らの最優先事項は「動物愛護」なので,動物が絡んで生産されたモノ全般に対して否定的です.

食はもちろん,ファッションや化粧品などの日用品に関しても「可能な限り動物搾取をしたくない」という思いが強く,乳製品や卵,はちみつなども口にしないだけでなく,レザーやウール,毛皮,ダウンなどの動物性のものを着用せず,虫であるカイコから作った絹(シルク)の製品をも避けることがあります.


Q.ヴィーガン・ベジタリアン人口の増加?
もちろん,ヴィーガンになるべき!という話では無いですが,ベジタリアンやヴィーガンの人口は増え続けているのは事実で,これはご紹介した「健康・環境・動物愛護」の意識が非常に高いからだと思います.

特に海外ではヴィーガンやベジタリアンは珍しくなく,正式な統計データはないようですが,一般論として「人口に占めるベジタリアンの割合が高い国」は存在しているようです.

それによると,インドが人口に対して約29%,次いで2〜4位はイギリス・スイス・ブラジルで約14%,特にヨーロッパで増加しており,ソーセージの国として知られるドイツは人口に対して約10%と10人に1人がヴィーガンもしくはベジタリアンらしいです.

ちなみに日本は約4.5%で約540万人ほどです.
個人的には,精進文化がある日本では,もう少し多くてもいいように思いますが,これも欧米文化を受け入れた影響かもしれないですね.

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※引用:2018年訪日外国人の国別構成比


どうですか?
なんとなく,ヴィーガンについて理解してもらえたでしょうか?

冒頭にもお伝えした通り,今回はヴィーガンやベジタリアンを強要する話では無いのですが,食物連鎖の頂点にいる人間は,人間の都合の良い世界を創造し,人間以外の生き物はその糧として食べられるためだけに生き,ひどい扱いの中で生涯を終えます.

それが現実があり,紛れもない真実だと思います.
私もじゃあ明日からヴィーガンになれるかといえば,難しいところもあるのですが,現実をしっかりと受け止めた上で,自分のできる範囲で何をしていくかは考えて行動していきたいと思っています.

今回は,あくまで興味のあることを書くという趣旨ではあるものの,少しでも何かしらの気づきになれば幸いです.


そして最後に,私自身まだまだ勉強中なので,間違っていたりしていたら申し訳ありません。何卒ご容赦ください.

以上







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