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過去行政書士試験に臨んだ際のこと

先日の賃貸不動産経営管理士試験終了後から、行政書士の勉強を始めています。
自分は一度受験したことがあります。

昨年の8月、社労士受験をコロナ感染拡大のために見送ったとき、地元でも受験できる行政書士を受験してみようとふと思いました。
その時点で既に8月中旬、試験まで3ヶ月
が、手持ち無沙汰であった自分は何の迷いもなく試験の申込みを行いました(笑)

民法の知識は宅建のものしかありませんでしたが、それもやったのは5年前、ほとんどぶっ飛んでいるわけで、行政法や会社法等は僕にとっては初めての内容です。
一応、独学でやってみよう、と。
とは言え3ヶ月ですからとても合格には及ばないわけで、それでもできる限りのことはやってみようという試みでした。

当時の戦略

短期決戦なのでとにかく頭に入れないといけません。
いろんな方の勉強法を見て、

  • テキストは合格革命

  • 問題集は肢別とスー過去

  • その他補えるもので補う(伊藤塾平林先生の書籍等)

  • 直前講習は受ける

  • 一般常識と文章理解は地頭のみ

みたいな感じです。
1日3時間確保、休日は6時間確保、週27時間。
3ヶ月ならおおよそ300時間。
これは僕に言ってるんだな、と思えるような、フォロワーさんによる「行政書士試験をなめとんか?」と遠回しなツイートを見たこともありましたが(笑)、挑戦するのは僕の勝手です。
とにかく合格革命のテキストを読みまくり、そこから肢別を解きまくりました。

その他

実は通信系の講座にも申し込んだりしました。
安価なやつなんですが・・・ほんとに残念なんですが、動画の講師の先生の喋りがどうしても自分に生理的に合わないというか、講師としてその口調はダメというか、毎回語尾におかしな合いの手を自ら入れたり(「~となりますね、ハイ」みたいな)、これがどうしても馴染めなくてその講座は諦めました。
ぶっちゃけホント捨て金でした(笑)
いや、それで受講されている方々も大勢おられるので講師の方を攻撃しようとは微塵にも思いません。
が、お金を取る講義として、またそこで話す講師として、それなりに求められる話し方というものがあると思います。
僕も人前で話す職業であり、また大勢の前で話すこともあり、過去学生の前で講義をしていた経験もあり、そこはやはりお金を取る上では最低限の質が求められるという概念の上でのプライドがあります。
あの合いの手だけはどうしても我慢できず、何度かトライしましたが、わずか5分の動画でも30回くらい「ハイ」という合いの手が入っているものもあって、毎回イライラしてしまい断念しました。

※ちなみに賃管もキャリカレを選ぶ前に某有名講師の講座にしようかなと思ってお試し動画を見たのですが、これも語尾や口調がどうしても馴染めずにやめました。
講師の方々には語尾はですます調でしっかと区切りる形で話していただきたい。
その点では、僕は大原の金沢先生の社労士24は全てにおいて完成形だと思います。
他の予備校各社もあの明瞭な語りを見習ってほしいものです。

※同じ大原内でも行政書士30がありますが、これも社労士24とは全く別物で、実はこれも受講を試みたのですが途中のとある講師の方の喋りが何と喋っているのかわからない上にありえないような抑揚で、スライド棒読みパターンも多く、これも断念しました。
これふざけてるのかな?みたいな抑揚での話し方もあり、僕が大原の校長だったら絶対に却下して撮り直し指示すると思います(笑)

その他用いたものは、

  • ゆーき大学のyoutube動画

  • 大原行政法と民法の直前1日講座

  • 伊藤塾平林先生の書籍2冊

等でした。
大原の直前講座は箕島先生と持田先生が担当で、これはとてもわかりやすい講義形式のものでした。
今でも債権・債務の絶対効の覚え方での「清楚な交際、成功早婚MEN、後悔早婚」等の語呂は覚えています。
平林先生の書籍2冊もわかりやすく、要点をかいつまんでポイント指摘されています。

そんなこんなでやれるだけやりましたが、いかんせん僕の頭には時間が足りない。
本来なら肢別を10回転でもやりたいところですがそうもいかず。
しかも当時は今のような複数科目回転方式を確立させていなかったので、民法やったら行政法忘れる、という状況でした。

結果

さすがに3ヶ月300時間では足りず、初受験の結果は150点
300点満点の半分です。
一般常識は足切り無し。
合格点180点ですので、あと30点という結果でした。
僕の頭なら3カ月で半分、あと8問くらい正解すれば何とか行けるかも、という試験であることがわかりました。

今回の展望

300時間で150点というのは、個人的には悪くはないと思っています。
来年の受験を見越して先日から始めていますが、今回は1年の期間を確保できますし、単純に4倍ですので1200時間くらいは確保できる。
これであと30点の加点を目指すのは果てしなく困難かと言えばそうでもないという余裕が生まれると思います。
もちろん一般常識の足切りなど他の考慮因子もありはしますが、まずは合格を信じてできることをやっていこうと思っています。
一応今後1年は行政書士試験の勉強がメインとなります。

tomo拝

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