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日本のお金の中心地・東証と日銀で日本円の歴史と未来について考える〜三井家と渋沢栄一とパリ家ロスチャイルドとジャーディンマセソン商会な日本橋

お金は稼ぐものじゃなくモテるもの

ともたけ@お金モテです。

さて、先日はオンラインサロン
ブルーオーシャン(通称BO)の
メンバー全8名で

東京証券取引所(通称:東証)と
日本銀行(通称:日銀)の見学に行ってきました。

東証は1日およそ3兆円(30,000億円)もの
取引が行われている日本金融の中心地です。

証券会社が集まる日本橋兜町にあって
近くには縁のある兜神社もありました。

名前やその存在は誰もが一度は
耳にしたことのある東証。

株式の取引をしたことがあれば
どんなところかはよく知っている東証。

ですが実際に見学したことがある人は
そう多くはないのではないでしょうか?

平成のはじめ頃までは
ここに証券会社の人たちがたくさん集まって
株式売買の仲介を行われていました。

魚市場でのセリのように
エネルギッシュなかけ声に溢れた場所で

ときに罵声や怒号が飛び交うような
ザ・漢(オトコ)な世界でした。

ところがPCが発達して
インターネットが浸透し
高速通信回線網が整備されるに連れて

現在の取引は完全に電子化
(コンピュータ化)されています。

結果、人がほぼ不要になり

監視をする数名の人や
経済専門チャンネルのキャスターを
除いては誰もいない

不思議な神殿の内部にある
空洞のような空間になっていました。

よくテレビのニュースで出てくるのが
株価がぐるぐる回る神殿のような場所。

会社を上場させたときに
鳴らすことのできる鐘がここにありました。

ニュースでみかけるリアルタイム株価の大画面はこちら。

ザラ場(取引時間中)なのにもかかわらず
なんと歓迎画面に切り替えてもらいました!!

私自身も今回が人生初の東証見学。

毎日3兆円ものお金が飛び交っている
ど真ん中なのにも関わらず

ほんの数名しか人がいない
空洞空間に身を置くことで

お金は目に見えないエネルギーなんだな〜
と改めて感じました。

お金を動かしている
人の姿は目に写りません。

ですが、お金が動くところに
必ず人の意志とその存在があります。

そうした、お金の背後にいる人の存在と
そのエネルギーをどれだけ
感じられるかどうか?

これが、これからの新時代を生きる際の
人生の幸福感の鍵を握るのは間違いないな
と確信した貴重な経験になりました。

次に訪れたのが
日本橋本石町にある
日本銀行本店です。

東証から徒歩で約15分ほどの距離。

私たちが日常で使う
1,000円札、5,000円札、10,000円札の
お札を管理していて

銀行などの金融機関を通じて
世の中にお金を流通させているのが
この日銀になります。

銀行などの各金融機関は
日銀に口座を持っていて

その口座で決済することで
私たちの銀行振込などを
処理しているんですね。

なので日銀は
銀行の銀行とも呼ばれます。

先日のシステムダウンで
2日に渡って振込が出来なくなった
全銀ネットとも繋がっています。

また、日銀には政府の口座もあって
私たちが納めている税金が
集まる場所でもあります。

そこから各金融機関を通じて
年金などの支払いもしているので

政府の銀行

とも呼ばれていたりします。

ですが、私の興味は
少し違うところにありました。

それは日銀本店のある周囲一体が
三井家とロスチャイルド・パリ家の
お膝元だということ。

実は東証や日銀設立に尽力した

来年夏に登場予定の
新・1万円札の肖像にもなる
渋沢栄一ですが

彼に西洋の金融の仕組みを
教えるよう推薦したのは

当時の三井家の大番頭
三野村門左衛門という人物だと
伝えられています。

さらに、渋沢栄一の留学費用や
海外での人脈の紹介などを
支援していたのが

かの有名なロスチャイルド・パリ家の
2代目当主という歴史的経緯があります。

世界の大番頭ロスチャイルド家と
日本を代表する豪商・三井家によって
今の日本円の仕組みができあがっていて

それを私たちが日々使っているというのが
非常に興味深く感じて仕方がないのです。

日銀本店の横には三井本館もあって
その向かいには百貨店の雄
日本橋三越本店があります。

さらに三井本館の隣の
高層ビルの上層階には高級ホテル
マンダリンオリエンタルが入っていて

そのオーナーはロスチャイルド家とも
縁のある・元アヘン商人の
ジャーディン・マセソン商会。

さらに日銀を訪れると
このような紋章が随所にみられます。
※オンサロメンバーのYさんから頂きましたm(_ _)m

なぜ、欧州貴族風の獅子の紋章が
日銀に刻まれているのか?

日銀の株式(正式には出資証券)の45%は
誰が保有しているのかさえ未だに
公表されていない謎の多い日銀。

そんな謎の多い日本円のしくみの上に
私たちの生活が成り立っている面白さと
ハードボイルドさを感じます。

お金の歴史を感じるには
十分すぎるほどの役者が揃っている
中心地・日本橋はとっても面白い場所です。

来年の夏には渋沢栄一の1万円札などの
新紙幣の流通開始が予定されていますが

2013年から10年以上にも及ぶ
日銀の異次元金融緩和によって

日本円と日銀そのものの存続が
危ぶまれる状況になってきています。

歴史は再び繰り返されるのか?

ここから数年は日本円から
目の離せない展開がしばらく続きそうです。

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