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【書評】人生の悩みと優しく向き合える1冊

 こんにちは!トモタメです。
今回は「【書評】人生の悩みと優しく向き合える1冊」ということで、青山美智子さんの『お探し物は図書室まで』を紹介します。

この小説はあらゆる年代の方が人生や仕事での悩みを図書室の司書である小町さゆりさんに選んでいただいた本によって、前向きに捉え直してくれる物語です。

この小説では、
「自分が今やっている仕事って意味があるのかな?」
「このまま何も無いまま人生を過ごしていいのか?」
「育児と仕事の両立はどのように向き合えばいいのか?」
などなど様々な悩みと向き合える時間を作ってくれます。

私がこの小説に惹かれたのは、自分の人生において「もっと活躍したい」という漠然とした願望を持っていたからです。この小説は、そんな私の心に響きました。

この小説で思ったのは、2点あります。
1つ目が全て自分の捉え方次第であること
2つ目がどのような環境であったとしても今やりたいことを少しでもいいからやっておくことです。

1つ目は全て自分の捉え方次第であるということです
小説の中で司書の小町さんが選ぶ本と、それに添えられたフェルトで作られた付録が毎章ごとに出てきます。これらは、読者に自己反省の機会を与え、自分自身の問題と向き合うきっかけを作り出します。たとえば、本や付録は最初は何の意味もないように見えますが、登場人物の問題としっかり向き合うことで、新たな発見があるのです。あらゆる現象と自分の抱えていることと向き合うことで、自分で物事に意味を見出していくのです。

そして2つ目は今やりたいことを少しでもいいからやっておくことです。それは、何でもいいです。本でも、絵を描くことでも、走ることでも、料理することでも、英会話することでも。

小さな一歩を積み重ねることで、人生の捉え方が変わり、より前向きな姿勢で挑戦することができるようになります。

私は読書すること、そして文章を書き自分と向き合うこと。
最後、自分の人生に悩んでいる人に自分の書いた文章が伝わり、その人の人生に少しでも貢献したい。

だから、将来そのための手段として、連載物の文章や本を出したいです。

そのためにもっと人の悩みの処方箋となるような、心に染みわたるような文章を書くことができるように、日々成長していきたいと考えております。

最後に、青山美智子さんの「お探し物は図書室まで」は、人生や仕事の悩みに直面している全ての年代の人々にとって、心強い一冊です。この本を手に取り、自分自身の答えを見つけてみてください。



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