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【要点だけ】Gustav Iden & Kristian Blummenfelt: Lessons From The Norwegian Train Reign | Rich Roll Podcast

IdenとKristianによるコナまでの、そして当日のレースの振り返りのPodcastから個人的に要点だと思う部分だけ絞ってメモしました。聞き間違えがあるかもしれないので、本編と合わせてご確認ください

https://www.richroll.com/podcast/gustav-kristian-712

10年単位で2014年からパリを見据えて終始一貫したトレーニングしてきた。14歳からプロと同じくらい練習していた。コナのパフォーマンスは積み重ねの結果。

バブルで注目されずに、トレーニングした環境がなければこうはなれなかった。

植物ベースの食事をとっている。

クリスチャンは体型からは想像つかないかもしれないが、実はトップエンドの出力が高くないため、LT2のゾーンのコントロールがいつも難しい。

クリスチャンは、VO2maxを高くするのはコストがかかる。ODに適応するにはそれを取り戻すのが課題。マイケル・フェリップスのように乳酸を生成したいけど、そうできなくて、ときどきイライラする。

Sierra Nevada Spain は海抜2300m。高地はジョグのペースを抑えるくらいでも乳酸がでるので、クリスチャンには1番いい方法でトレーニングできる。

イデンはバイクのインターバルは標高3000フィートから徐々に上げてく。

クリスチャンは肺が大きいため、高地に順応しやすいがイデンはしんどい。

トレーニングの目的はオラフとクリスチャンと入念に確認している。

お互いライバルだけど、トレーニングで競うよりは、常に最適な数値で走りたい。それが強くなる方法だとわかっている。

グルコースモニターを使って一番の学びは、トレーニングや合宿でとても疲れ果てた前の夜は基本的に低糖質であった。レース中はグルコースレベルをウォッチしながら、必要なだけ糖質(モルテン)を入れている。

また、モルテンチームは呼吸に基づいて、何グラムの炭水化物を摂取できるか分析している。そして、酸素摂取量やパワーを合わせてみることで、どの程度持続できるか計算している。
そうすることで、例えば300Wで4時間もつとか、知ることができる。

トレーニングで消費したエネルギー分はきちんと計算されているし、必ず補う。そうしなくては怪我したり、病気になったり疲れて寝込んだりする。

時計にはペース/トータル時間/心拍数/距離しか表示していない。

暑さ対策は、冷やす工夫よりも、暑さに耐えられるようにすることが重要。

バイク中の深部体温は驚くほど低かった。トレーニングでは高い時で39°以上だった。

心拍数が一定でペースが上がっている場合は、深部体温が上がっても大丈夫。しかし、同じパワーで乗っていて、深部体温がだんだん上がってくるのはだめ。頭打ちがくるから。

今回コナで学んだことは、暑さを感じるのは実際の気温が暑い時ではなく、深部体温が上がっている時。だから37°から38°に上がるとすごく暑く感じるけど、39.5°から39.3°に下がった時は寒く感じる。

これを覚えておくと、どれくらい上げていいか走りながら把握することができる。

イデンはバイクの中盤実は限界までペースを上げる局面があった(370W10分)。クリスチャンのパックまで追いつかないとレースは終わりだという局面があった。

下りはドラフティングしないにしても、後ろの方が圧倒的に有利。

風洞やタイムトライアルで空力的なポジションを調整するのはよく知られていることだけど、今回はボディロケットを導入した。ボディロケットは、風洞実験と同じことを現場で行おうとしている。

ペダルの中、エアバーの下とサドルの下に小さなセンサーをつける。こうすることで、体と自転車を切り離し、上半身、腕や腰のCDA値を算出できる。

ただ、4時間バイクはあるので快適さという指標も忘れてはならない。ハムストリングスが快適に最適に出力するようポジションは出している。パワーマップとタイムを参考、他の選手とCDAの優劣を比較している。

フロデノにはクリスチャンほどライバル意識は湧かない。勝ちたいと思うけど、ベストを尽くす方が大事。

しばらくサブ7プロジェクトの続きはしなし。パリも目指すので、短距離の練習に戻る。

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