ともてぃ

自己表現のひとつとして文章を書くことをしたくて、noteを始めました。日々の生活の中で…

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自己表現のひとつとして文章を書くことをしたくて、noteを始めました。日々の生活の中で感じたこと、考えたことを発信していきます。

最近の記事

【読書記録4】いま、会いにゆきます/市川拓司

1年前に亡くなったはずの妻が帰って来た。雨の季節に。 精神的な疾患をかかえ、普通の人と同じような生活が送れない主人公。息子と2人、シングルファーザーとして奮闘するのだが、疾患のせいで上手くいかない。そんな彼らの前に再び現れた妻。幽霊かもしれない妻に、主人公は再び恋に落ちる。 6週間だけの恋。雨の季節だけの恋。 しかしその短い間の恋ではあるのだが、妻の優しさに主人公も息子も前に歩き出す力を得ていく。 昔ドラマで放送していたので、ストーリーは知っていたのだが、やはり涙なしには読め

    • 資格試験

      本日、資格試験を受けてきた。資格試験と言っても国家資格という大層なものではなく、ビジネス・キャリア検定である。 この資格を知ったのは今年の4月。今携わっている業務にこんな資格があることは知らなかった。知ったからには、この資格を取ってみたいと思った。別に会社が強制的に受験しろと言ったわけではなく、僕が個人的にこの資格を取りたいと思って受験した。 すぐにこの資格を取るために通信教育を申し込んだ。それからほぼ5か月がたった。 熱心に勉強をしたわけではなかった。通信教育を修了し、過去

      • テニス三昧

        この三連休、9月も半ばだというのにまだまだ暑い。 そんな残暑が続く中でも、テニス三昧の三連休だった。 まずは土曜日、いつものテニススクール。今回は豪華なダブルコーチレッスン。生徒が僕を含めて2名だったから、いつものコーチとは別にもう一人コーチが助っ人に入ってくれた。生徒は2名だったが、しっかりとダブルスの練習ができた。 このスクールに通い始めてもうすぐ1年。最近は手応えを掴み始めている。そしてコーチにもショットが良くなっていると褒めてもらえた。気分よくテニススクールを後にす

        • 引きこもり

          引きこもりをしていた。 別に人生に疲れたり、人と会うのが辛くなって、部屋にこもっていたわけではない。 たまたま今日は在宅勤務だった。 早い時間に提出しなければならないことがあったので、いつもより早く業務を開始した。 たいてい在宅勤務を始める前にはウォーキングをするようにしているのだけれど、今日はそんな余裕がなかった。 そして、在宅勤務が終わったころにはぐったり疲れてしまって、そのままシャワーを浴びてチューハイを開けてしまった。 普段は在宅勤務が終わったら、夕方もウォーキング

        【読書記録4】いま、会いにゆきます/市川拓司

          通信教育

          仕事に関連する資格が取りたくて、通信教育を受講している。5月から初めて、すでに通信教育の講座自体は完了。今は過去問題に取り組んでいる。 10月早々に試験があり、残り20日ほどになってしまった。 社会人になってからの勉強。これがなかなかの苦痛である。夕食を済ませほっこりくつろぎたいときにテキストを開かなくてはならない。その段階でかなりハードルは高い。その上、テキストを開けたとしてもやる気が出ない。残業などで帰りが遅かったりしたら、これ幸いとやらない。 ここのところは試験が近

          親友の死から

          親友の死から1ヶ月が経った。 彼とは高校1年の時からの付き合いだった。実家が近くて、毎日一緒に自転車で通学していた。部活こそ違っていたが、何かにつけ一緒にいた。大学に入っても同じバイトをし、卒業旅行は一緒にロンドンに行き、就活も互いに励まし合いながら頑張った。社会人になってからは、僕は埼玉、彼は福岡に赴任したので、会う機会はめっきり減ってしまった。それでも、帰省するたびに会い、また連絡を取り合ってきた。 そんな関係が数十年続いていた。 2020年2月、日本に新型コロナウイル

          親友の死から

          月見バーガー

          9月になってようやく暑さも峠を越したようだ。一晩中エアコンをかけて寝ていたのが、ここ数日はエアコンを切って寝ていても大丈夫だ。季節は少しずつ進んでいる。秋がすぐ後ろまで来ているようだ。 そして、秋の足音とともに今年もこのシーズンがやって来た。 マクドナルドの限定メニュー「月見バーガー」である。 僕はこの月見バーガーが大好きだ。限定販売が始まると必ず食べる。 マクドナルドでの目玉焼きの入ったハンバーガーには通年販売の「エグチ」がある。しかし僕は断然「月見バーガー」の方が美味し

          月見バーガー

          【読書記録3】今宵も喫茶ドードーのキッチンで。/標野凪

          都会の片隅にあり、誰もその存在に気が付かないような喫茶ドードー。都内には不似合いな森に囲まれた、お一人様専用喫茶店。店主のそろりが客の心にぴたりと寄り添う料理を振る舞い、その人の心の疲れを癒やしていく。
僕たちが経験したコロナ禍を、こんなにも正面に扱った作品は初めてだ。コロナによって一変した社会を、幸せとは何かという視点で描いている。
コロナ前の社会では、いかにがむしゃらに、効率よく物事を進められるかを求められていた。同じようにはできなくなったコロナ禍で、人々はどう生き方を変

          【読書記録3】今宵も喫茶ドードーのキッチンで。/標野凪

          文化祭

          昨日今日明日と長女の高校の文化祭が開催されている。昨年まではコロナのため、保護者が来ることはできなかった。今年になりコロナが落ち着き、ようやく保護者も文化祭を観に行くことができるようになった。そこで午前休を取って文化祭に行くことにした。 長女の高校は、うちの家から自転車で行くにはちょうどいい距離なのだが、公共交通機関で行くにはちょっと不便。そのため高校まで歩いて行くことにした。約3kmを30分ちょっとかけて歩く。長女が自転車で通っている道を歩く。真夏の暑さが少し治った晩夏の

          【読書記録2】とにかく散歩いたしましょう/小川洋子

          村上春樹のエッセイを読んでから、他のエッセーも読んでみたくなった。それもベストセラー作家が書くエッセイを。 そこで手にした本書。「ベストセラー作家小川洋子」が書くエッセイ。 さすがだと思った。 言葉選びというのか、言葉運びというのか。 うまいと思った。 何気ない日常、何気ない考え事、何気ない心配事... そういった何気ないことを、生き生きと文章化し、読者の頭の中に映像化させている。 さらに魅力なのは、関西の一おばさんとして自分の失敗談をユーモラスに描いていること。ベストセラー

          【読書記録2】とにかく散歩いたしましょう/小川洋子

          睡眠は大事

          昨夜は眠くて眠くてしかたなく、22時過ぎに寝てしまった。しなればならないことがあったんだけれど、とてもできるような状態ではなかった。前の夜の飲み過ぎと睡眠不足で、終日しんどかったせいか。 途中何度か目を覚ますことはあったが、眠りつづけた。久しぶりに8時間近く眠った。 おかげで今日はすっきり体調がよかった。 僕は宵っ張りで、だいたいの睡眠時間は5時間台。さすがに5時間を切ると次の日がつらいので、最低5時間は寝るようにしている。それでも6時間睡眠だとよく寝たといえるほどだった。

          睡眠は大事

          10年後クイズ

          僕には高校の時からの友人グループがある。卒業後の長い年月が過ぎても、いまだに集まっては飲んで遊んでいる。 その中のメンバーの一人が先月亡くなった。 3年間の闘病生活の末、力尽きてしまった。 2001年の時に、このメンバーで「10年後クイズ」なるものをした。メンバーで10年後にどうなっているかをクイズにし、解答を10年後に開封しようと決めていた。しかし諸事情があり、10年後の2011年に開封することができず、そのまま開封することがなく今に至っていた。 先ほどのメンバーが亡くな

          10年後クイズ

          【読書記録1】52ヘルツのクジラたち

          最初、「52ヘルツのクジラたち」という題名の意味が分からなかった。読み進めるうちに、それが壮絶な意味を持って僕に迫ってきた。 親が我が子にこのような虐待ができるものなのだろうか。 子どもの担任にちゃんと世話をしていないと言われたからというだけで、暴力を振るいトイレに閉じ込めてしまう。それも一晩だけのものではなく、年末年始の間の長期間ずっと。 子どもが初めて口にした言葉が、「ママ」ではなく「ばあば」だったからという理由で、我が子の舌にタバコの火を押し付けることができるものなのか

          【読書記録1】52ヘルツのクジラたち

          「蔵王さん」

          今の家に住み始めて14年。住むまではこの場所は何も知らない土地だった。家と会社の往復の毎日の僕にとっては、はっきり言っあまり地縁のない土地だと言える。 反対に、この地で成長している子どもたち。当然ながら僕よりもこの土地については熟知している。 毎年、8月末に子どもたちは「蔵王さん」に行くと夜店に出かけていた。しかしこの土地には有名な寺社仏閣があるわけではなく、何かの祭りの夜店ではない。勝手に近くのお宮さんの夜店なのかと思っていたのだが、子どもたちに聞くと違うそうだ。 「蔵

          「蔵王さん」

          話は受けないと。。。

          月に一度、会議がある。 とある業務の進捗を確認し、今後の展望を決める会議である。 その会議のメンバーで、飲み会をした。 会社の近所の串焼き屋。結構ネットでの評価が高い店で、美味しいお酒と料理に話は弾んだ。 そこでの話である。 どうやら僕は会話の中で、他人の話をスルーして自分の話をしてしまう癖があるようだ。何度も、「相槌を打ってあげて」と言われてしまった。 自分ではその意識がまったくなかった。話を受けて自分の話をしているつもりだった。別に話が嚙み合っていないわけではなく、突然

          話は受けないと。。。

          黒い感情

          ここのところやる気に満ちていて、前向きに毎日を過ごしていたのだけれど。 今日は仕事でちょっとどうかなと思うことがあって。 久しぶりに黒い感情に囚われてしまった。 データを集計していてその報告をした際に、のっけから自分がしていた計算方法を否定されてしまった。 だったら最初から思っている方法を提示してくれていたらいいのに・・・ この2日間の作業が全くムダになってしまった。 そうすると普段思っていた不平不満が渦巻いてきて。 こういうときって、悪い循環に陥りがち。 仕事以外に