睡眠と発育

日本の乳幼児の睡眠時間はずば抜けて短いです。
何人かの専門家は子供の発達障害を含めた問題行動や学力低下との相関性をかなり古くから指摘し続けてきました。

欧米では2歳児あたりまでは19時に寝かせる習慣が徹底しています。
(絵本に出てくるベッドタイムが日本の絵本と欧米の絵本で違います)。オーストラリアでは一般的な家庭では小学生あたりまで19時に寝かせています。
息子が三才手前の時に21時に毎日寝かせてますといって保育園の先生がのけぞって驚いていて反省しましたがなかなか20時まででも寝かせられてないのが現実です。

さて、つい最近の事件なのですが
娘が他の子に怪我をさせてしまいました。

その前日娘は夜中に細切れに何度もおきてしまっていて、朝もなかなか起きられませんでした。
私が夜中にやらないとならないことがあって電気をつけたり物音を立ててしまい、完全に私の責任です。

娘は気はすごく強いけれど、普段は攻撃性みたいなのはなく、逆にボスザル気質なのでわりと人には親切です。

プリスクールの先生も
「今日は一日中イライラしていていつもと全然違った」
といっていました。

これが毎日毎日起きたら、まだ理性の発達も未熟な子供が、肉体的にだけは発達してしまって
大きな問題につながると直感的に思いませんか。

小学生が小学生を殴り殺した件など
未成年の凶悪犯罪の背景は多分複雑で睡眠だけだろうとはもちろん言わないのですが
きちんとした調査が必要な分野だと個人的には今回の件でいっそう感じました。

社会の夜型化、大人のライフバランスに子供を合わせてしまう習慣など、問題の根は深く、子供を守るために各家庭で保護者が適切な知識を持ち、いろんなバランスを取っていくしかないと思います。

#寝かしつけ
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#バイリンガル育児
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