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自分を愛する。

自分を愛するってなんだろう。
多分、朝、起きたら、体を伸ばすことなんだ。歯を磨くことなんだ。
机に散らばった消しゴムのカスを片付けることなんだ。

世の中でいう「一般的な素敵」になることじゃない。
「自己肯定感を上げる」「最強のメンタルを持つ」
そんな風に自分が変わりたいなんて、
今の等身大の自分を愛せてないから言えるのかな。

自分の幸せは自分で見つけなさい。なんて、回答集のない問題集を突きつけられる、
真っ白いキャンバスのタイトルが「無」だったり「自由」だったり。
隣の子の答案用紙と時計の針を気にしながら、自分も答えを書いてみては消したり。

SNSの幸せな写真を参考書にしてる。

でもね、クラスの全員を好きになれないように、
話が合わないやつもいるけれど、
そいつの全部が合わないとは限らない。
ただその話について合わないだけであって、それはそいつのほんの一部に過ぎない。
自分のことも全部好きでいなきゃいけない義務はないと思うけど。全部嫌いにまで追い詰めなくていい。

私のことは、私が一番知ってるから。
私のずるさは私が一番の目撃者だし。
私の愛しさは私のものだし。

いろんな。自分が居ていいと思うんだ。

自分に絶望して、

自分に可能性を感じる。

確かにいつも自分大好きでハッピーなのは幸せかもしれないけど、

幸せだったり、つらかったり、自分に振り回される私も恋煩いのようで、これ程まで自分というものを動かしてくれるのは、誰よりも自分だけだから、

とりあえず、居てくれて、私をこんなにも揺さぶってくれてありがとう。

記憶が消えても、身体を動かせる限り
わたしは、わたしを、忘れられないだろう。

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