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青春の後悔と新たな出会いへの願い

はじめに

私の青春にはいい思い出がない。その理由の一つが、友だち関係である。
中学生くらいから、友だち関係で悩んだり、周りの話についていけなかったりした。

後者に関してはそれほど気にしていなかったが、今でもその傾向があるため、長い間私の人間関係に影響を与えている。

友だち関係にいい思い出がないのは、友だちに恵まれなかったことが大きい。数少ない友だちとは、高校卒業と同時に疎遠になったが、その人たちにされたことが、今でも心の傷になっているため、自分に合った友だちを作るべきだったと今更ながら思う。

しかし、性格が合いそうな人とは興味が違ったり、部活やクラスが違ったりした。結局、人が傷つくことを平気で言う人と一緒に居るしかなかったというのが、正直なところである。

この記事では、若い頃に友人関係をうまく築くことが出来なかった後悔について書きたいと思う。

そして、問題に対し、どう対処すればよかったのかということについて書いていきたいと思う。

友だちが少なかった青春時代

学生時代は、話す人が全くいなかったわけではないが、小心者だったため、傷つくことが多かった。

あだ名をつけられたりしたが、クラスに友だちと呼べる人はいなかった。

一緒に通っていた人が他のクラスにいたが、いじめによって不登校になったりした。

当時は彼を友だちだと思っていたのかもしれないが、今思えば、小学校時代から一緒で、家も近かったというだけの関係である。

貸したものをなかなか返さなかったりしたため、今では、彼を友だちだとは言えないと思っている。普段話す人が少なかったため、仕方なく一緒にいただけである。

彼は、卒業まであと数ヶ月という時期に自主退学したが、電話がかかってくることはあっても、私からすることはなかった。

それでも、高校卒業後、何度かは飲みに行ったりしたが、家の電話にかかってきたときに、ケータイの番号を教えなかったことをきっかけに、縁が切れた。

数年後、私の父が亡くなったことを知った彼の母が線香をあげにきたが、彼は来なかった。

私の父が、私の高校時代に遅番の仕事をしていたため、彼も含め、雨の日は駅まで送ってもらっていた。スナックでごちそうしたこともある。

そんな父を弔う気持ちがなかったことに、「そういうヤツだったんだ」とつくづく思う。

どう対処すればよかったか


その1.周りをよく見渡せばよかった

小心者で傷つきやすかったため、気性が荒い人とは合わなかったと感じている。しかし、今振り返ってみると、周りに私と似たような人がいたように感じている。そういう人と仲良くなれば良かったと思う。

教室が騒がしい中で、1人で本を読んでいる人がいた。当時の私は、読書には興味がなかったが、「何の本を読んでるの?」などと声を掛ければ、新しい世界を知るきっかけになったかもしれない。

その2.色んなことに興味を持てばよかった

私が一番興味があったのは、ヘラブナ釣りである。中学時代は、サッカー部だったためほとんど行けなかったが、釣りの他にも趣味を持てばよかったと思う。

ある日、部活がオフになったため釣りに行こうと思ったが、父は休日出勤だった。一緒に行く人がいないことに気が付き、孤独を感じた。

その時、別の趣味を持っていれば、釣りとは違う話題を共有する友だちができたかもしれない。

その3.ボランティア活動に参加する

当時、ボランティア活動があったのか、何に募集が載っていたのかは不明だが、現代だったら、ボランティア活動を通して、共通の目的を持った人と出会える可能性がある。

私が今後参加してみたいと思うボランティア活動は、美化活動である。街をきれいにするという同じ目的を持った人と、有意義な時間を過ごしてみたい。

最後に

青春時代の友人関係について振り返ってみると、様々な思いが交錯する。
辛い経験や後悔もあるが、それらは今後の人間関係を築く上での貴重な経験となるだろう。
今後の友人関係において、自分らしさを大切にし、新しい出会いやつながりを大切にしていきたいと思う。


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