ブーツ。

12月に入ってもしばらくは薄着でも大丈夫なほど暖かかったのに、
1週間もしたら急激に寒くなってきて、身体がおっついていかない。
セーターやコートを慌てて出したので、まだ防虫剤のツンとした臭いが残っているが、
くしゃみ、鼻づまりのおかげで、あまりキツく感じずに済んでいる。

足元も冷えるので、ブーツを出した。
いつもはヒールの低い靴やスニーカーばかりだが、ブーツは少しヒールが高い。
久しぶりにヒール高めの靴を履いたので、歩いている最中にふくらはぎや土踏まずがつりそうになった。
それでもヨタヨタ倒れないよう、少しでもカッコ良く見えるよう、スッスッと歩いた。

悲劇は夜にやってきた。
つりかけていたふくらはぎや土踏まずに加え、お尻の肉も痛くてたまらない。とにかく痛いし、痙攣しているかのようにピクピクする。
ぺたんこ靴の時には全く使っていなかった筋肉を酷使していたということだ。
なにより、カッコ良く歩こうと余計なこと考えて歩いたせいで、
怠けきったていた筋肉が、無茶するなと悲鳴をあげているかのように感じた。

なぜヒール高めのブーツを選んで買ってしまったのだろう、と少し後悔。
運動不足を悔やまないのがもう、ダメ人間なところだ。
寒くてもブーツではなくペタンコ靴を履くか、
カッコ良くブーツを履けるよう、少し筋トレするか、、、。

ここで悩んでしまうのも、ダメ人間だな。