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やるって決めたし、やりたいし、やった方がいいけど、やる気が湧かんことをやりたい|会話ログ#29

お久しぶりです。osiとしづむです。それぞれの事情で更新が1ヶ月ぶりになってしまいました。(わたしたちもしばらく会っていませんでしたが、今度夏祭りに行く約束をしました。)

『隣の席のふたり』
日々の思ったこと、楽しかったこと、挑戦してみたことを、仲良しのふたり【osi = デザインする人】【しづむ = 漫画を描く人】が話します。(水曜日更新)

最近勉強していたosiと、最近いつも以上にデスクに張り付いていたしづむ。今回は、誰かと一緒に作業したいときに使えるサービスを紹介しながら、やる気についてだらだらとしゃべりました。

近況

osi

デザインする人
アイドルを追いかけ続けている
最近勉強をしていた
しづむ

漫画を描く人
自宅待機の間に
いつも以上に引きこもりに


【音声版】やるって決めたし、やりたいし、やった方がいいけど、やる気が湧かんことをやりたい|会話ログ#29


誰かと一緒に作業したいときに使えるサービス。「mocri みんなのフリースペース」「だれかと」

しづむ:
最近使ってるサービスの話していい? わたしは仕事上でも趣味の創作でもひとりで机に向かって作業……が多いんだけど。最近、「もっと作業がはかどるといいなぁ」と思って、オンライン上のコワーキングスペース的なものを使ってて。

osi:
うんうん。

しづむ:
「mocri(もくり)」っていう通話アプリサービスあるじゃない? mocriで最近、「みんなのフリースペース」っていって、フレンドとかじゃなくてもユーザーなら誰でも入れる公式のルームがリリースされたのよ。同じルームに今入ってる人のアイコンが画面にズラーッと並んでる画面が出て、音声通話も全部オフ。

osi:
ふうん? 音は聞こえないんだ。

しづむ:
だれかがしゃべってる声が聞こえるとかいうわけではない。BGMはあるけど、ほとんど無音。やりとりはほとんどなく、リアルタイムで同じ部屋を共有してる「だけ」っていう、不思議な感じの空間。

osi:
誰かが「いるよ」っていうことだけわかるみたいな感じなんだ。作業しようと思ったら必ずそのルームに入ってるの?

しづむ:
毎回ではないけど、作業を進めたいのに気分が乗らないときとか。「しゃべりたくはないけど、今誰か一緒に作業してほしい」「人の気配だけほしい」「図書館の自習室みたいに誰かが何かやってる空間があったらいいな」みたいなときに、気軽に使えてよかった。

osi:
うんうん。変わった?心持ちは。

そうね、うっすら緊張感が出るから、ないよりはいい。知らない人同士なんだけど、音声の通話はできなくてチャットも定型文しかできない仕様だから気安くて。フリースペース1…2…って複数ルームがあって、入ってる人数もルームによってまちまち。

7月に実装されたばかりの機能。mocriはルームに入ると自動で通話が始まるので約束をしていなくてもふらっと合流できる気軽さがあったり、作業しながら通話するときの快適さを重視している。もともとある「フリースペース」機能はユーザーが設定したスペースに、フレンドになっている人やSNSで繋がっている人が自由に出入りできる機能。(通知させる範囲を選べたり細かいこともできる)

しづむ:
で、これとは違うんだけど、ちょうど同じ時期に「だれかと」っていうサービスもリリースされていて、こっちもよかった。今いる人のアイコンがズラ〜と並ぶのはmocriの「みんなのフリースペース」にも近い。「だれかと」はツイートみたいに「ペン入れしてます」「プログラミングやってます」を宣言して、同じく作業している人がそれを見ることができる。

osi:
確かに、宣言するだけでも効果はあるかも。求められてるんだね、こういうの。「誰かがやってるから自分もやらなくちゃ」、みたいなのをこういうアプリとかで身近に感じられるんだ。

しづむ:
そうだね。なんかこんな話するとわたしがめちゃくちゃやる気ある人みたいに見えちゃうかもしれないけど、むしろないから……こういうサービスが助かっています。

osi:
自分ひとりで、しかも家だと気持ちの切り替えがむずかしいよね。こういうサービスは匿名でできる、っていうのがまたいいんでしょう?

しづむ:
そうなのよ。


やる気を出させてくれるけど奪いもする、諸刃の剣。推し。

osi:
YouTubeでもさ、「一緒に勉強しましょう」ってライブ映像で図書館の映像が流れる……みたいな配信とかあるよね。勉強配信。ひとりじゃさみしいんだなぁ、みんな。自分の精神力との戦いになるもんね……。

しづむ:
osiさんは最近勉強してたんだよね。どうやってやる気出してたの?

osi:
やる気は……別にないけどね。笑 やんなきゃやばいからってやってた。

しづむ:
確かに、こういうサービスで助かるのって「やんなきゃやばいからやる」にちょっと届いてないこと、なのかもしれない。

osi:
そうそう。やんなくてもいいけど、やった方がよりよいものになるとか。

しづむ:
大人になると「やりなさい」って言われてやることが少なくなって、やりたくないけどやった方がいい〜みたいなことが多くなるね。英語勉強したいけど、試験がないと手に付かない、とか。そういうときに同じような人がいると知れると助かる。

osi:
誰かが頑張っている……ってことでいうとさ。わたしさ、アイドルが好きだから、練習してる様子の動画とかで「アイドルの子たちはめちゃくちゃ努力してて……」っていうのを見て、「それに比べて、自分何やってるんだろうな」と思ったりするじゃんか。でも、それってやっぱり自分とはステージが違うというか。すごいけど、自分の頑張ることと、彼ら彼女らが頑張ってることとはジャンルが違うわけじゃない?

しづむ:
うんうん。

osi:
その隙間を埋めるじゃないけど、もっと近い──しづむさんが今使ってるようなサービスとか、一緒に勉強しようのライブ映像とか──やっぱ、「自分の周りにいるような身近な人たちが頑張ってる」っていう方が、やる気に直結するのかもね。

しづむ:
そうかな。でも、「根底のやる気」みたいなものはやっぱり推しがくれる気がする。

osi:
そうだね、「やろう」と思うというか、やる気が生まれる瞬間はそうかもね。推しの力。

しづむ:
頑張ってよかったーっていう気持ちも、推しがくれるものが大きい気がする。そうか、アイドルを推すってそういうことか。

osi:
出発とゴールは推しに、その間は身近な人たちにやる気をもらう、っていう。

しづむ:
うんうん。

osi:
やる気スイッチってなかなか入らんよなぁ……。

しづむ:
入らんよなぁ。それを解決したい友だち同士で「これこれやろう」って決めても絶対グダるもんね。

osi:
グダるグダる、遊んじゃう。笑 でも、ひとりよりはいいかもしれないけどね。……いやぁ、やる気削ぐのってやっぱりスマホが諸悪の根源じゃない?笑

しづむ:
吸われるわよねぇ、時間。

osi:
推しがやる気の源ではあるけど、スマホで推しを見続けてしまうことによって時間も奪われる。自分の弱さゆえに……推しはなにも悪くないけど。

しづむ:
そうなんよな、やる気の底上げもしてくれるけど、逃避先にもなってしまう。それが推し。諸刃の剣なんよなぁ。

osi:
そうそうそうそう! 逃避先になるから。なんだろう、表裏一体だよね。

しづむ:
でもさ、でもさ、逃避のときに見る推しってめっちゃよくない?

osi:
わかる。笑 助かる〜! ってなるよね。

しづむ:
逃避してるときに見る推しがいちばん輝いて見えるところある。

osi:
わかる!笑 逃避で見るときって、いちばん「欲してる」状態じゃん? 期限とか締切が終わったらじゅうぶん推しのコンテンツに浸るぞって思ったりするのに、いざそのやることから解放されると、その気持ちが「スッ…」と落ち着いたりする。なんや、あれは。笑

しづむ:
みんなそうなんじゃない?笑

osi:
そう思うと、安心するけど。

しづむ:
いや〜〜ほんと、ぜんぜん時間ないときにするゲームがいっちばん面白い!!!

osi:
そう〜〜〜!!!


今回紹介したような、誰かと一緒に作業したいときに使えるサービスを使って「自分と同じように」頑張っている人にやる気をもらったり、「自分と遠いところで」輝いている推しにやる気をもらったり……。「やるって決めたし、やりたいし、やった方がいいけど、今やる気が湧かねえ〜こと」の連続をなんとか生きていきましょう。

今回からまた隔週水曜日に更新していきたいと思います。まったり長く続けられますように! よろしくお願いします。

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