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裁判の結末を迎える…どうなっちゃうのか?

今回は長文になります。一気に結末まで書いてみますので暇な時にでも読んでくれたら嬉しいです(^.^)

司法書士に訴状を送ってもらい、第1回目の裁判の日が決まった。
社長と一緒に俺は社長の会社のジャンパーを借りて同行した。
ニ◯ス側は法廷には出席せずに裁判がはじまる。

社長には裁判官が言うことに「はい。」と3回くらい答えるだけで終わりますから。とアドバイスした。

「社長、とにかく3回だけ、「はい。」と言ってください笑」
「おお(;・ω・)わかった…はい。…だな。」

社長も緊張している(笑)

俺は傍聴席から見守る。人生はじめての傍聴席。
テレビとかのイメージとは違い、こじんまりした所だったが裁判官も女性書記官も黒のマント?みたいの着てる(笑)
女性書記官は若いんだなあ~なんて見ていた。

そして「はい。」と3回言って一回目の裁判は終わった(笑)

次回は1ヶ月後に決まる。次回は電話会議ってやつらしい。
電話会議ってなんだ?(゜.゜)

俺も社長もそのまま傍聴席にいてせっかくなんで次の裁判も見て行こうって事に。

何やらスーツを着た二人の男性が入って来た。
聴いているとどうやらお互いの弁護士が代理で裁判をしているようだ。

「◯◯の妻、えりかは●●と…………」

俺と社長は顔を見合わせた(゜.゜)
どうやら不倫?浮気?の裁判のようだ( ゜o゜)

「既に婚姻関係は破綻しており、不貞行為には当たらないと………」
名前も出しちゃうのか~なるほど~
要はスーパ-の店長とそこで働く、えりかの不倫ってやつか(;゜∇゜)

よくあるAVのリアル版か( ̄▽ ̄;)ホントにこんな裁判あるもんなんだ。

店長の代理弁護士とえりかの夫の代理弁護士の対決ってことか。

おお~なんだか面白い展開だ。
そしてお互いに反論の仕合だ( ゜o゜)

「その事については次回までに述べたいと考えます」

社長の時と同じ裁判官であった。この裁判官は言葉が本当にわかりやすかった。
裁判官
「ん~あのね~次回ってまたこんなことで1ヶ月も待つの?」

「結局、店長がえりかとやったか、やらなかったかだけでしょ?」

「どうなの?やったの?やらなかったの?」
( ゜o゜)(゜.゜)(;゜∇゜)思わず笑いそうになってしまった。

そして店長代理弁護士はさすがにやっていないとは言えず(笑)
裁判官
「やったんだね?じゃあ次でどうするか決めて終わりにしましょ( ̄^ ̄)」
おお~(;゜∇゜)思わず拍手しそうになった俺と社長(笑)

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司法書士から連絡が来た。
知り合いの弁護士に今回の経緯を相談したようだ。

「cocoさん、私の知り合いの弁護士に聞いたら今回のはとてもじゃないけど素人じゃ太刀打ち出来ないって言ってましたよ~(゜.゜)」

「下手したら過払い金を一切取り返せない事もあるって言うんですよ(;・ω・)」

「いやいや、取り返せないって事はないでしょう?笑」
「でも、かなり複雑な案件になるから素人じゃ無理って言うんですよ(;・ω・)」

「でね。弁護士なら大丈夫だから成功報酬の30%でやってあげますって言われて……どうします?」






「30%です(*`・ω・)ゞか?いやいや高くないっすか笑」
司法書士も過払い金請求ははじめてなので詳細は知らなかった可能性がある。

弁護士に不安にさせられて、じゃ依頼しようかってなったら
仮に200万円で和解したら60万円って事だよな。
もし弁護士がやるとなったら電話して和解にしちゃうだけだよな。
下手したら和解する為に和解金を減らしちゃうかも知れないしな。
この弁護士にとってはおいしい案件だったんだろうね。
しかし、報酬をふっかけるとは何とも最悪な弁護士だ。

「◯◯さん、弁護士は頼まないでやって見ますよ」

その後、ニ◯スからまた分厚い書類が届いた。

中身を確認すると専門用語がオンパレードで読むのも疲れて来る。過去のニ◯スとの過払い金請求裁判の資料も3例同封されている。
すべてニ◯ス側が裁判に勝って過払い金を不当請求として退けた資料だ。

社長
「cocoちゃん、なんだか大変になって来てないかい?(;・ω・)」
さすがに社長も負けてしまうんじゃないかって思い始めている。

でも最後に和解についてってあるぞ(;・ω・)

「社長、和解ってありますよ。190万円!(゜.゜)」

社長
「おお~(゜.゜)」

でも4ヶ月ってずいぶん伸ばすなぁ~って思ったがまあ和解出来るからまずはよしとしよう。

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2回目の今回は電話会議だ。

俺と社長は電話会議の行われる部屋の前で待っていると前回と同じ若い女性書記官が来た。
黒マント?は着ていない(笑)

「えっと~一緒に部屋に入りますか?」と俺に聞いて来た。
事前に俺もネットで調べていたけど社長以外は部屋に入れないと書いてあったので驚いた。

「え(;゜∇゜)良いんですか?聴きたいです笑」
女性書記官
「裁判官に聞いておきますね。」

そして俺と社長は部屋に入った。
裁判官からは携帯等録音、発言等は出来ませんよとだけ言われた。

裁判官
「個人だけで裁判してるんですね。大変だったでしょう?」
裁判官があの分厚い書類に目を通していく。

「和解金出てるね~ん?4ヶ月かぁ~」
「ずいぶん先だね~大手なんだからすぐ払えるだろう?長いなぁ~」

そして時間通りに裁判官はニ◯スに電話をかけた。
スピーカーにしてあるのでよく聴こえる。

社長とは事前に4ヶ月は長いからもし4ヶ月なら満額208万円、
2ヶ月なら190万円で和解しましょうって打ち合わせしていた。

裁判官とニ◯スの弁護士が話し始める。
ニ◯スの弁護士は声だけ聴くとやけに若そうな感じだ。

裁判官が
「和解なんですね?でも4ヶ月はちと遅くない?大手なんだからすぐ払えるでしょ?」

おお~(゜.゜)市民の味方の裁判官だ。

ニ◯ス弁護士
「業務も立て込んでおりまして状況によっては一年とかになる場合もあるんです」

裁判官
「ホントに?」
なんだか裁判官が六法全書をパラパラめくっている。
裁判官
「この第◯項◯条にこうあるんだよね~」
(゜.゜)(゜.゜)( ゜o゜)

なんだか裁判官がニ◯ス弁護士に問い詰めてる。
ニ◯ス弁護士も言葉が焦っているのがわかる。( ゜o゜)

そして社長に電話を代わる。
よし。社長行け!笑

「和解に応じますが4ヶ月後なら208万円で。」
よしよし(;・ω・)

「190万円なら3ヶ月で( ̄^ ̄)」

わ(;゜∇゜)社長、3ヶ月じゃなくて2ヶ月だよ!
でも俺は声を出すことはできない笑

社長はキリっと( ̄^ ̄)した顔で言い切った。
痛恨のミスだ(;゜∇゜)笑

ニ◯ス弁護士
「では相談致しますので一時間後にまた連絡お願い致します」

裁判官
「じゃ、また一時間したら来てくださいね。」
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そして一時間後、和解は3ヶ月後に190万円を振込すると言うことで決着したのだ。

後日、司法書士に連絡した。
190万円で和解したと。
司法書士もあの弁護士に連絡したようだ。

司法書士は驚いていた(笑)
「cocoさん、何したんですか?(;゜∇゜)( ゜o゜)」
「すご~い(゜.゜)笑」

弁護士も絶句してたらしい(笑)
「弁護士が言ってましたよ~その人何者なんですか?って笑」

振込されて司法書士には10万円を報酬として社長が渡した。
俺はもちろん報酬はもらわない(笑)
代わりに社長に居酒屋でおごってもらい祝杯を上げ、社長の友人を紹介してもらっている。社長の友人はやはり社長だ。(笑)

しかしあの店長の不倫裁判どうなったんだろ?笑
唯一の気がかりだ。

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