2019.05.03 エリオット波動2

大体どこで調べても

うわ見にくい・・・
こんな感じの図で説明されているんだけど、実際チャート見てここまで典型的なのは

これとか?いや、3波短すぎるか

これなら...4波が1波を割り込んでる?
とか

3枚目に典型的なやつを張ろうと思ったけど1時間半探して見つかりませんでした
これは多分自分が波を捉える力が未熟だからだと思うけど、同時に疑問

自分の認識自体が間違っていないか?

上の図のせいで上昇、下落が必ず"12345abc"でできていると思い込んでいるのでは?そもそも上昇ではなく推進波、下落ではなく調整波と表記しているのだからその波動の持つ意味合いを理解しなおさないと今後も意味不明なカウントを続けて失敗する気がする

まず波の形の基本を落とし込むと

IVN:字の通り直線とその連続、N波動は特に波動論を語る上での基本形とされる
E
:Nの延長形、トレンドを推し進める力が強い
S:NやEの後の観察で意味づけられる、レンジを抜けた後にそれまでのラインがロールリバーサルを起こした形
P:チャートパターンなどで良く解説されるいわゆるペナント型、三角持ち合いとも呼ばれ、反発が収束した後上下どちらかに大きく動くことが多い
Y:Pと逆に反発が拡大する形なのでいつ終わるかわかりにくい、初心者は手を出さない方がいい形

これらの波形の組み合わせでより大きな波、トレンドを作り上げる

上昇であれ下落であれトレンドというのは値動きの方向性のことだから向かっている方向に対してより多くの投資家の意識が向けられる

反発というのはその意識の中の澱みで、例えば上昇トレンドの中の意識は
・単純にロングでエントリーした
・事前にショートポジションだったものが決済した
・誰かが上昇の動きを作り出したから自分も乗った
といったところだろうし、そこの反発は
・利益が出たからロングポジションを決済した
・値が上がったからそろそろ売り時だと感じてショートでエントリーした
・上昇に転じる前にショートでエントリーし損ねた、或いはエントリーのタイミングを計っていたものがショートでエントリーした
といったところだと思う

例外として大きな資金を動かす特定の存在が介入して動くこともあるだろうけど基本はこの考えでいいはず

では本題のエリオット波動での動きは何なのか?

1波
エリオット波動の初動、極論ではただのI波動なので気づくこと自体が難しい
後から見てこれがそうだったのかとなるレベル
ただ個人的には明確な直前トレンドの終わりを感じさせるような波であればそこを注意深く見ることで一連の流れの見つけやすさは格段に変わるんじゃないかと思う

2波
1波に対する反発
だいたい上記の反発がまずここで起こるため反発の動機が強く1波を大きく押し戻すことがある
ここまででひとまず一つ目の目立つピークが現れるので1-2波を見つけられた人は次のエントリーポイントの目処を立てていると思う

3波
推進波の基本ルール「2波は1波の始点を下回らない」がわかると多くの投資家がトレンドを認識し、更に素人でも「さっきの下値が底値かな?」と思ったりする
しかも直前までのトレンドで利確ポイントを探っていた人も逆のトレンドが生まれたことに気付いて一気に決済するので一気にトレンド方向に進む
だから推進5波の中で最長になる

4波
3波に対する反発、とはいえ2波ほど反発の動機が強くないので若干横ばいのような動きをすることもある
まだまだトレンドに乗りたい人も多く、誰かの反発を見てそろそろ潮時かと決済する人もではじめるので基本的にはトレンド方向を踏襲しつつグダグダと反発するような動き、つまりP波やY波、複合などの形になりやすい

5波
3波が前回の高値を更新し、4波は1波と重ならないルールにより3波同様の理由でトレンドに乗る人がまだ出てきます
ただやはり3波ほどの力がないことも多く5波が3波を超えられないパターンもあるみたいです


・・・
・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・あるやん例外

当然そうですよね、これだけ複数のルールが絡む理論であの複雑なチャートが全て間違いなく連続でつながるとは考えにくい
まぁ実際先ほどの画像の4波が1波に割り込んでいるというのは厳密にいえばその通りなんだけど、意味を考えるうえで無視してもいい範囲だと思います
波動の動機を考察するだけでもチャートの理解に近づいた気もします

では続いて

a波
推進波で形成していたトレンドの終わりの始まり
ん?この役割自体は1波と同じじゃない?
それに5波に対するa波は3波に対する4波のように見られることもありそう
ただ大体の人がここらでトレンドは終わるかな?と思っているであろう状態からの反発なのでまだトレンドが続いてほしい人が多かったりするとその応酬でやや複雑になることもある

b波
上記の理由もあって、b波が5波の高値を更新するかどうかで決済するかどうかを決める人も一定数いる
いや、その勢い次第で5波まで届いたらいいなと思いながら手前で決済するパターンが多いかな?
なんにせよここが弱く反発が小さいときはおとなしくc波も1-5波と逆方向に強いトレンドを作る

c波
最終の波、基本的にはこれで修正波が終わりエリオット波動の完成となる
値幅はa波と同じくらいになることが多い


と、前回よりも少し詳しく調べたけども情報源も少なくこの情報自体が必ずしも正しいとは限らない
それも踏まえてもう一度上の画像を

こんなきれいな形じゃないところからもしっかりカウントできるようになろうとしたらもっと深く理解する必要はあると思う
あとは見つけにくいときどこで躓くか、例えばさっきのピークから離れすぎてるけどこれは正しいカウントなのか?
とか、さっきはこの値幅で波をカウントしたけどよくよく見たらこっちの波の値幅はあれよりも大きいな?
とか、そういうときに正確なカウントができるようにまた勉強したいと思います

疲れた(笑)


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