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地方で活きるために心掛けていること #2

こんにちは。五十嵐淳です。

今年のGWは、改元&10連休で盛り上がった方も多いんじゃないかなと思います。完全な連休とはいきませんでしたが、自分も30日から盛り上がった一人です。

こちらは、5月4日に開催された三戸町の音楽フェスの出演者や自分を含めた出店者の方々との集合写真です。

このイベント含め三戸町に遊びに来てくれた知人もいて、楽しんだ分の反動でさみしい連休明けを過ごしています。

前置き長々となりましたが。。。今回は、前回書いた地方で活きるために心掛けていることの「発言・実行・継続」を少し細かく書いてみます。

発言 ~周りに宣言する~

一つ目の「発言」ですが、新たな挑戦を知ってもらうための発信や宣言に近いイメージで使っています。都心部にいる時は、この行動は基本的にWebサイトやSNSで良かったんですが、地方ではアナログが基本です。

理由は、ネット発信しても拡がらないし、真意が伝わりにくくて、ヘタすると「あいつ勝手に何やってんの」って不信感を持たれる可能性あるからです。

地方でいきなり大花火(新聞やWebを使った大プロモーション)は、個人的にはお勧めしません。大花火どころか大火事なる可能性大です。

そんなの気にしなくていいのにって思うかもしれませんが、人口の少ない地域では丁寧な発信や宣言により、共感者を増やしやすく敵を作りにくいと実感しています。

人の集まる場を作ってビジョン(目指すゴール=絵)を見せながらこれから歩むステップを説明するのも良いと思います。自分は三戸町では子どもからお年寄りまで認知している町の特産品"りんご"を題材にそんな場を作りました。

実行 ~何かしら見えることをする~

とは言え、「発言」だけでは新たな挑戦への共感者は簡単に増えません。前回のブログでも書きましたが、地方の人たちは「口ばっかり」な他所の地域から来た人たちに食傷気味の可能性が。そして何より新しい挑戦への具体的イメージが持てない可能性もあるのかなと。

よって、二つ目の「実行」が大事になります。実行とは、周りに見えることを行うことです。一番良いのは地域の人たちに見える「形」と「外部評価」を受ける機会を作ることかなと。

「形」は、モノでもコトでも、そこに注目したり集まる「外部評価」に繋がればいいと思います。

自分は、三戸町の"りんご"に関連する交流会、クラウドファンディング、輸出、商品開発に関わりました。最初、地域の人たちの多くは無理とか難しいと思っていた様ですが、結果的に外部評価を受けて見方が変わっていった様に感じます。

そして、前述の「発言」時に共感してくれた人たちが後押ししてくれて、多くの方々が応援してくれる様になりました。

この辺りから、自分は三戸町で活きることができそうだと実感し、もっと地域の人たちにお返ししたいって強く想う様になりました。

トップでも使っているこちらの画像は、今年三戸町でリリースされた自身も微力ながら関わっている町の地域商社が作ったりんごビールと農業法人が作った高級種のりんごジュースです。これは結果論と言うところもありますが、約2年間言い続けて活動し続けてきた一つの形だと思っています。

継続 ~歩みを止めない限り失敗はない~

三つ目は、「継続」です。前述でも触れていますが、約2年間言い続けてきたことをちょっとした要因で止めていれば、今あるものもない可能性がありました。そして、その時止めていたら周りから「失敗」って烙印を押されていたかもしれません。

「失敗」って、個人的には歩みを止めた時に結果が出ていないことだと思います。まぁ、今歩みを止めたら間違いなく失敗ですし。

歩み続けるためには、自身の力やモチベーション等の内部要因と会社や周りの状況等の外部要因が関係してきます。どちらかが欠けても歩みを止める原因となります。よって、出来る限り外部要因の割合を小さくする。いわゆる小さな活動の継続が大切なのかなと感じています。

幸いにも今の自分には、力強い外部要因(所属会社や町の方々)があります。しかし、ずっと甘える訳にはいきませんので、ここ最近は自立を強く意識し、内部要因の割合が大きい活動の継続に力を入れる様にしています。

今、歩み続けてきて少しづつですが、周りに理解してもらえる形が増えて、新しい宣言に耳を傾けてくれる人が増えてきました。これからもこの循環を回せる様に「継続」を止めない様にしたいと思っています。

今回は、こんな感じで終わりです。最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。


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