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【発達障害ASDの長男#12】いよいよ中学生活の始まり。まずは電車通学から。

長男は、ASDとADHDグレー、発達性協調運動障害、軽度知的障害が先天的にあり、思春期の頃から、チック症を発症し、そのまま改善されずトゥレット症になりました。現在は20歳で、働いています。

前回の続きです。

さて、いよいよ中学校に入学。

まずは電車通学!

息子の通う中学は、我が家からは電車とバスを使って通学するが、複数路線が使用可能な場所に住んでいるため、まずは下り電車を使うラッシュを避けた路線を使用し、通学することに。

家から最寄り駅までは、徒歩10分。そこから各駅にしか止まらない駅で電車に乗り、そこから途中で快速に乗り換えたり、たまに別の路線へ行ってしまう場合があるので、その場合も乗り換えが必要。で、快速も利用すれば大体、電車は20分。

その後、バスに乗り、バスで20分くらいだったかな〜。結構長い・・。

初日は、旦那が学校近くのバス停まで一緒に連れて行くことに。
私は小さい下の子がいたので、行けず・・。

そして、駅のバス停まで、そして、駅のホームまで、我が家の最寄りの駅まで、と徐々に慣れていき、割と早めの1週間で、1人で電車通学ができるようになった。

私立の学校がみんなそうなのか、長男の学校がきめ細やかなのか、駅のバス停、学校の最寄りバス停、バス停から学校への道に、それぞれ先生が看板持って立ってくれていたから、迷うことはなかったらしい。

驚いた独特の学校のスタイル

息子の学校は、発達障害に大変理解のある学校。
クラスは30人。授業は主要科目は習熟度別。教科書は使わない。毎回プリントを使って授業。だから、”忘れ物”が必然的に生まれにくい状況に。
(でも義務教育だから最初に教科書の配布はあった。一度も使わなかった。)
授業で使う文房具関係は、支給された透明のケースに入れる。

中学校だけど5限しかない。1限のスタートが9時を回っているから、そうなるのかな。3限やったらお弁当食べてお昼休み。午後が4、5限。

5限はほぼいつも担任との面談と振り返りの時間。面談を待っている間は、自分の今日1日を振り返り、残った時間は好きな学習を進める。確か週に1回か2回はSSTの授業があった。

ちなみに、授業が始まる前と、放課後はゲームOK。今はでも、みんなスマホかな。当時は、息子はいそいそとDSとかPSPとか持って行ってた。

どうやら、同じゲームをしていたり、画面を見せあったりして、友達との会話をするツールとしての狙いのようだった。

確かに、口でゲームの説明をして良さを伝えるより、実際に見せて共有した方がはるかに得意な子が多いんだと思う。

制服はあるけど、式の時のみ着用で、着ても着なくてもどっちでもよかった。
ほとんど制服着てたけど、私服の子もいたな〜。でも、誰も関心なし。笑

携帯デビュー(ガラケー)

当時は、まだスマホは普及していなくて、ガラケーを買った。

携帯がないと困るからだ。

例えば、電車遅延の時。親にメールで状況を知らせるため、途中で体調不良になった時の連絡手段のため。

一番心配だったのが、電車通学をしていると、急に電車が遅延したり、止まってしまったりした時に、対応できるか。振替輸送がわかるか、と言う問題。

正直、運よく1年の間は、そこまでの事には至らず、学校側も天候が荒れて、交通機関に影響が出そうな時は、事前に休みになったので、大きなトラブルはなかった。

ただ、本人には、万が一、振替輸送になった場合は、
①電車の振替輸送の場合は、乗り換え案内を確認して経路を確認する。
②分からなければ車掌に聞く。
③親に連絡。どういう方法で行くのか、又は無理っぽいか、を連絡。
こんな感じで決めていた。

単なる遅延の場合は、遅刻しそうなら連絡してね。電車は待ってればそのうち来るよ、とだけ伝えていた。

だから、絶対に携帯は必要。。

・・・ただ、どっちかというと緊急連絡用ではなく、友達とのメールのやりとりが主な使われ方になっていった。ま、そんなもんよね。

っていうか、メールのやりとりができる友達ができたことが何より。

がしかし。この先、「友達とのトラブル」を色々と起こす事となった。

小学校までは友達との関わりが薄かった分、トラブルが起きようもなかったが、
友達ができて、関わりが増えた分、長男のコミュニケーションの苦手分野、
人との距離感
が浮き彫りとなってきた。。

次回へ続く・・・

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ちなみに定期は、絶対落とされては困るので、制服のズボンのベルト通しにビヨンビヨン伸びるタイプのキーチェーンをつけて、定期をポケットに入れていました。

でも、ズボンをクリーニングに出した後なんかは、キーチェーンをちゃんとつけてなくて、2回くらい定期を落としました。

いずれも電車の中、バスの中でポケットからポロっと落ちたらしく、親切な人によって、落とし物に預けられて、2回とも、ちゃんと手元に戻ってきました。

あ〜、親切の国、日本😭

そういえば、スマホを線路に落としたこともあるなぁ。。車掌さんが、取ってくれたらしい。っていうか、自分で車掌に言えたらしい。←どっちかっていうと、こっちに感動。

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