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神は細部に宿る(乃木坂46)

みなさん、のぎー。

少しずついろいろと拾い読んでる「だいたいぜんぶ展」図録と「MdN」なんだが、とてもおもしろい。
なのでMdN別冊として発行された乃木坂特集号もPaypayフリマで見つけて購入してみました。

例のごとくPyapyaフリマで購入です。
今回は割引クーポンなかったけど非常に安く購入できました。

「だいたいぜんぶ展」でググると展覧会が開かれた当時のブログや関連記事がヒットするので、そいつらを読んでみるとこれまたおもしろい。

図録にはシングルジャケット写真のアザーカットがずらりと並べられているんだが、それらの微妙な違いからどんな基準でジャケットに採用されたのか、また採用され印刷が出来上がった後に制作側は「やっぱちがうかなー?」とか思わないのかなーなんて考えながら見てました。
写真につけられた名前には数字が含まれていて、それはおそらく撮影枚数順の連番なんだろうけど、4桁後半の数字になっていた。まあワシもアメフトの写真を撮っていると、一試合で2000枚くらいは撮ることもあるので(それでも高速連写は止めている)、プロが仕事で撮ればそれくらい簡単に稼げる枚数なんだろうな、とか考えながら眺めてました。


その他に、撮影に使われた小道具や台本なども収められているんだけど、有名な「逃げ水」のMV用台本に書かれた登場人物の役設定のイラストは、これだけで漫画雑誌に連載できると思える出来で素晴らしいです。
描かれたのは田中かえさんというイラストレーターの方みたいです。

最初見たときには「手塚治虫風だな」と思ったけど、ご本人のインタビューを読むと手塚治虫よりも吾妻ひでおにより強い影響を受けたみたい。
丸みを帯びた女の子たちは非常にカワイらしい。


その他目についたのが、図録に収録されている「サヨナラの意味」に出てくるイラストで、これが貞本義行氏が描いているそうな。MV本編ではチラリとしか映らなくて、ワシは全く気が付かなかった。
別に学生時代にイラストや漫画を書いてたようなスタッフにでも描かせりゃいい(お礼に飯おごるくらいで済むだろうし)のに、そんなシーンに貞本義行氏を使うとは、何たる贅沢なんだ。

この一瞬のために描かれたイラストは、貞本’エヴァンゲリオン’義行氏の作品

図録にはシングルやアルバムなどで採用された様々なロゴ(題字)も収められているんだけど、それを眺めてて気がついたもの。

乃木坂の「ガールズルール」と日向坂の「僕なんて」は似てる。
まあガルルは水で、僕なんかは雲がイメージの違いがあるけれど、両方ともに筆記体風の文字だってことで、単純にそんな印象を持っただけなのかもしれんけど。

そんなわけで現場からは以上です。
なお何か動きがあり次第、引き続き現場からお知らせいたします。


最後に

Type-A

シングルジャケット写真についての投稿では書いてなかったこと。

「ハルジオンが咲く頃」はMVラストのまいまいの演技が切なくて何度見ても泣けてくるんだけど、このジャケット写真は「聖母」と呼ばれた深川麻衣さんの人柄が現れているようであり、且つ卒業に向けた彼女の前向きな強い意志も感じられてとても好きですね。
ぱっと見、ミュシャが描く女性像も思い出される。

で、画像貼り付けて気がついたんだけど、まいまいは右方向を向いて、ミュシャの女性は左方向を向いている。「ジャケット写真がかっこいい アルバム編」に書いた、未来は右左のどっちだ説に当てはまるかどうかだけど、少なくともまいまいは過去ではなく未来を向いているのだ。

で、ワシにとってミュシャといえば、漫画家の「ひさうちみちお」なんです。
初めてミュシャを見たとき、「あっ、”ひさうちみちお”だ」と思いました。もちろんミュシャのほうが先で、ひさうちみちおはそれに影響うけたってことですけど、ワシが知った順番がたまたま逆だったってことで。

昔はもっと持ってたひさうちみちお本なんだけど、今残ってる数少ないうちの一冊の「ラビリンス」

いつもながら画像はインターネッツから拾ってきましたことをご報告いたします。

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