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外国人観光客のガチムチ親父にお菓子をもらった話

新幹線待合室で、目の前に座ってた外国人観光客の家族連れの親父が、近くのみやげ物店で買ってきた菓子の包装をそのままバリバリと破って中身を家族に配り始めたのを何気に見てたら、最後の一個が残った箱をワシの目の前に差し出してきた。

その親父はロック様を一回り小型にしたようなガチムチ刺青ヒゲおやじだったもんだから、断って投げ飛ばされてもイカンと考え、小さく「さんきゅー」などと口走りながら(なんて根性なしなワシ)素直にもらってすぐ食べて親指立てて「うまい」ってシグナル出したらおやじは満足そうにニカって笑ってくれた。

大きな荷物を抱えた家族一団が新幹線に乗ろうと移動した去り際には奥さんが手を振ってくれたからワシも振り返したりして、あの家族連れにとって日本がいい印象だったことを願いつつ、ワシも新幹線に乗ったのでありました。


それにしても最近は観光客が多いので驚くね。まちなかも電車の中も新幹線のなかも外国人だらけ。帰りの新幹線では隣が外国人おとうさんの膝の上でちらし寿司のお弁当を食べさせてもらってたちびっこで、こちらを気にしてチラチラ視線を送ってくるから、普段ならヘンな顔してビビらせようとするワシも、にっこり笑い返したんだけど、当のちびっこはちらし寿司がモーレツに食べたかったらしくワシの笑顔は無視された。

まあいいか。ビビって泣かれるよりも何倍もマシだしな。

*トップ画像は見た目はイカツイけど、心優しいガチムチおやじのイメージ図です。

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