タイトスカートのダーツを考える5

ぴたぴたトワルを解いて、ダーツ移動したのを半身で組んでみました。まずは前後ダーツ1本ずつ

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えくぼ...ぎりぎりかなと思います。後ろダーツは結局4.7c残りました。1本で取るには多い気がします。そしてこのダーツの長さだと、サンプル検討で必ず短くすることになります。これ以上ダーツを短くするなら後ろ中心を接いで逃がすか、裾巾やウエスト寸法を調整させてほしいな~と思いました。

あと前ダーツ、大丈夫と思いましたがダーツが長いかな。文化ボディお腹のふくらみがしっかりあるので、そこは実際の人と要検証です。お腹すっきりさせてOKなら、最初の時点でダーツ分量減らせるはず。

次に前ダーツ1本、後ろダーツ2本

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後ろダーツは4.7cを分散させたので単純に割って2.35cが2本。これなら無理なく取れるしえくぼも出にくいです。ダーツの長さも短くできて1本ダーツの時より鋭さもなく、後ろの表情が柔らかくなりそうです。

ここから先はデザインによると思います。後ろ接ぎがあったり、裾巾が出せるならもう少しダーツが減って、後ろダーツも1本で綺麗にできるかもしれません。

これでどういうダーツ移動があって、どのくらいダーツが残るか、どうしたら解消できるかというところが明確になりました。

ちなみに会社と違い文化ボディを使いましたが、この結果のパターンはアミコボトム用で組んでいる先輩のパターンと近いものになりました。(先輩のが綺麗で悔しくてこっそり家で組んでみたのです^^;)ので出社時にアミコボディで確認は必要ですが、そこまで問題はないんじゃないかな~と思います。

一番最初に「タイトスカートが苦手」と書きましたが、ボディと目指すゴールの差異が大きかったことと、立体ばかりで組んでいて平面的なアプローチが出来ていなかったことからの苦手意識だったかなと思いました。これで前進できたと思います。


綺麗なタイトスカートを目指したかったのはきっかけがあり、会社がECを始めたことです。

今まで以上に写真映りを意識しなければならない、白背景でライトをたくさん照らした時にちょっとでも妥協したダーツ先のえくぼが見た目に大きな影響を与えることになりそう‥

そして試着無しでEC購入したお客様に、シルエットや仕上がりでがっかりして欲しくない。そう思い、この自粛中にスカートの精度を上げることを目標にしました。

ウエストラインなど直しはありますが、noteではここまでにします。

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