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【本紹介】本気で夢をかなえたいなら苦しい経験も必要になることを教えてくれる現実的な自己啓発本



夢をかなえられる人は、「人が喜ぶことをしている人」ということを3シリーズを通じて学んだ。


今回読んだ「夢をかなえるゾウ3」では女性が主人公で、「恋愛」「仕事」をテーマに夢をかなえていく物語だった。


今回の話ではブラックガネーシャという厳しい神様の登場により、今までのシリーズの中でも夢をかなえる厳しさや難しさを伝えている本だなあと感じた


本の中で主人公が何度も挫折しそうになる感じがとても共感できたけれど、彼女は最後まで頑張る人生を目指して、夢をかなえた。


「ワシ、何べんも言うてるやろ。成功するだけが人生やあれへん。夢かなえるだけが人生やあれへん。自分は別にここで頑張るのやめたってええんやで。誰も自分のこと責めへん。いや、責める人間はおるかもしれへんけど、少なくともワシは責めへんで。この世界はな、自分がどこまで『知る』かを、自分で決められるようにできてんねん。自分はこの先の世界をもっと知りたいんか、それともここで止めるんか。それを決めることができるんは──自分だけや」


私は今までたくさん夢をかなえてきたと思う。
小さい頃から行きたかったモンサンミッシェルも行けたし、世界遺産巡りもしたし、結婚したいと思える夫に出会えたし、そんな大好きな人とまた同じ海外の景色を見れたし、好きな仕事をしている。


自分の知りたい世界を知れて、そこで、今、止めてしまった。


知りたいことはたくさんあるし、経験したいことはまだたくさんあるけれど、どうも動けない。

人生はここで終わりではないのに、夢をかなえた人は今でも頑張り続けられているのだろうか?


モンサンミッシェルを見た後もこんな現象が起こった。
しばらく休めば、やりたい仕事も見つかって、行動したから夫にも出会えたのだと思う。


もしかしたらまた、今本を読んでいることやnoteを書いてることや、少しずつやっていることで新しい目標を見つけて、また新しい夢をかなえるのかもしれない。


今回の本は最近の「楽して稼ぐ」という風潮に対して夢をかなえるのはそんな楽なことばかりじゃないと伝えているようだった。
とても現実的な本!


ただ、今の私にはちょっとハードルの高い厳しさだったなあ。
もちろん、その高さが夢をかなえるためのステップだけれども、まずはそこまでしてかなえたいと思えるような強い意志が必要だなと思った。


先程引用したガネーシャ様の台詞を聞いたら、「少しずつゆっくりでもいいから前に進んで行こう」と思うだろう。


3シリーズの中では私は1巻が1番響いたかもしれない。
1巻も成功するための本だけれど、ひとつずつ当たり前にできることを着実に。


3巻では他の話と同じく「自分を変えたい」と思う人、そして理想の結婚相手や恋人がほしいと思う人や、楽しい仕事をしながらお金を稼ぎたいひと、とかに向いているかもしれない。

本気で変わりたい人にはきっと耳が痛くも、響く本だろう。


私はもしかしたら人からしたら全然頑張れてないかもしれないけれど、私なりに今までたくさん頑張ってきた「がんばった人生」も「頑張らない人生」もどちらも歩んできて、頑張らない人生は選びたくないけれど、自分のペースで頑張る人生を歩みたいなと思った。


どちらも知って、どちらかを選べばいいとガネーシャ様は言ってた。


頑張りつづけるってとても難しい。
でも、頑張らないことをしすぎると本当に何がしたいのかわからなくなる。


だから動き続けようと思った。


次の夢をかなえるゾウ4では「死」をテーマにした新刊らしい。
またいろんな考え方が学べるのが楽しみだ。


その前に同時に読んでいた小説の紹介もnoteで書こうと思ってます。


夢をかなえるゾウシリーズは全部一貫してるようで、主人公の状況によって伝えていることはそれぞれ異なるから、ぜひ全作品見てほしいな〜!


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