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「書いたら叶う」は本当だったと毎年この日に思う


桜が4月に見れる、そんな当たり前のことに感動したときに、「日本に帰ってきたんだなー」と痛感した。
  
  
  
去年の4月はニュージーランドで紅葉を見て、「秋だなあ」と思いながら、餅を食べていた。笑
  
  
ニュージーランドでも日本人の集まりがあり、そこで餅つき大会があったのだ。
あの頃の私はどこに定住するか、とずっと考えてて、結局今もまだぼんやりとしか決まっていない。
  
  
でもニュージーランドに1年間住んだ後にオーストラリアをはじめいろんな国を転々として、別に2拠点や3拠点生活とかもありなのかもと思った。
  
  
子どもが産まれても旅を楽しむ人たちをたくさん見て、どんな自分も自由になれるのかも、と思った。
子どもが産まれてすぐに旅したいと私が思うかはわからないけれど。
   
  
  
ニュージーランドでの暮らしは本当に刺激的だった。
「何もない」ことがどれだけ素晴らしいのかを知った。
日本の便利に隠されたデメリットを感じたのは、元気な高齢者が本当に多いこと。
  
  
みんな山登りにビーチに散歩にマウンテンバイク、遊びに全力だし元気。

  
  
ニュージーランドに到着した時にいかに私が日本でアレクサ頼りだったか痛感する。
ニュージーランドの生活は電気も自分で消さないといけないし、洗濯だって自分で干さないといけないし、洗い物はすぐに洗わないといけない。
  
  
いかに動かない生活に慣れていたかを感じた。
日本ではアレクサに声をかければ電気関係はすべてつけてくれたし、乾燥機でほわほわのタオルだったし、洗い物は置いたままでも誰にも迷惑かけなかった(夫を除く)。
  
  
こうやって生活を便利にすることで、仕事や趣味の時間が増えるのは良いことだと思う。
でも久しぶりに自分の生活に手をかけると、衣食住への感謝が湧いてくる。
  
  
人間らしく生きてるなあと感じる。
  
  
20代の頃にワーホリで行ってたとしたら、そんなふうに感じなかっただろう。
31歳の私だったからこそ感じた不便の素晴らしさ。
  
  
今は日本に帰ったら住んでみたいと思っていた宮古島に住んでいる。
ふらふらと自分の住みたい街に夫と一緒に移動する。

  
よく「なにをしてるの?」「どうやって生活してるの?」と聞かれるけれど、その時そのときで変わる。
30歳になるまでは周りの評価を少し気にしていたけれど、ニュージーランドにきてから働いていないことを堂々と言えるようになった。
  
  
お金は本当にどうにでもなる。
今は日本にいるけれど、ニュージーランドで知り合った方とオンラインでお仕事させてもらっているので、どこでも仕事できる。
やりたいときにしかしてない。
私たちは2人だから、自分たちの生活ができればそれで良い。
  
  
予定を決めない生活がいかに可能性を広げるのかを知る。
これは福岡の時もそうだった。
ニュージーランド到着後にすぐ働いた経験から、引っ越した後も働かなきゃとすぐに仕事を決めてしまったけど、いざそこで働かないことを決意してニートになったらいろんな経験を得ることができた。
  
  
ニートを一切働かない人と定義するとしたら働いているのでフリーターというところか。

SNSよりも人とのつながりが大事なニュージーランドでは、大事な情報はすべて口コミ。そして人脈。
スマホを使わなくたって豊かな人が本当に多い。
それに気づけた1年だった。
  
  
  
だからこそ、宮古島のこの穏やかな風や日差し、人のあたたかみ、刺激がなくたって毎日幸せだと感じる生活ができているのだろう。
  
  
去年はオンラインでPRのお仕事をさせてもらっていたけれど、これは相手のサポートだ。
「わたしの仕事」と主体としてできることを探していた。

今のわたしは興味のままに学んだ薬膳やアロマ、発酵食品や健康フードの知識でオンラインレッスンや生活サポートのコンサルをするようになった。
  
  
時間の使い方が下手だと悩んでいた時期も多かったけど、今はメリハリのある生活ができるようになって前よりも自分のことがもっと好きになれた。
  
  
相変わらず夫とは仲良しで、ニュージーランドの生活からほとんどケンカをしない。
こんなに気持ちの赴くままにフラフラしてる私についてきてくれて、しかもサポートも完璧で、結婚して先月6年目の記念日だったんだけど、夫と出会えた幸運の強さは本当に自慢したい。
  
 
私と結婚できた彼も絶対幸せだろうという自信も毎年持っているけれど!笑
  
  
ニュージーランドからはじまり、フィジー、ニューカレドニア、オーストラリア、インドネシア、バリ島、パプアニューギニア、マレーシア、フィリピン、セブ島、台湾、いろんなところに行って住むように暮らした。
  
  
行くたびに日本人だなあと自分のアイデンティティを痛感する。
でもそれがいろんな国や人を知れば知るほど誇らしくなる。
  
  
今のわたしは、子どもがいる生活に興味がある。
30歳になった時は考えられなかったのに、ちょうど去年から少しずつ芽生えてきた母性みたいなもの。やっぱり生き物なんだなあ。

  
  
来年くらいには犬がいる生活もしたい。
ポメラニアンかビションフリーゼと共に。
  
  
いろんな人と出会い、別れ、それでも今でも離れててもつながりがある。
そんな人たちを大切に、これからも学びつづけたい。

去年よりは英語で話すことに抵抗はなくなったし、海外の友人もたくさん増えた。
昔描いていたわたしの夢がいまは叶っている。

  
  
本当にスティーブジョブズの言うとおり、点と点はつながるんだなあ。
  
  
  
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毎年恒例のエイプリルフール記事です。
私の願望を込めて。

  
去年の記事を見返したら叶ってるのです!


  
「ルームメイトの女の子」はフラットのメインテナントの女性の方とフラットメイトの女性の方のおかげでいろんな場所が知れたし、夫は1ヶ月だけではなく、2月末からニュージーランドで一緒に生活していて今後も一緒にいる予定。つまり日本から離れて着いてきてくれた。

  
  
オーガニックカフェで働く経験も、ニュージーランドの国内旅行も、豪邸に暮らしてみることも、バリスタの経験も、ワイナリーのお仕事も、現地でのアロマセラピーの講座受講も、今は水引アクセサリーや家を作る経験も、「ワーホリを使って働く」だけではない学びや人とのつながりを得ている。
  
他の国へワーホリがもう使えない年齢の遅さに悔しさはあるけれど、それでも今のわたしだからできる選択で得たものがたくさんあるから、もっと早くに行けばよかったとは思わない。
  
  
来年のエイプリルフールでこの記事を振り返るの楽しみだなあ。
良い2024年を!
  
  
  

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